夏の肌のダメージ、気になりますよね?エステに行くにはお金がかかるし…とお悩みの方に朗報です!
「身近な食材などを組み合わせてつくれる“手づくりコスメ”がけっこう使えるんですよ」と話すのは、医師の木村至信(きむらしのぶ)先生。安上がりで、簡単!美肌効果があるという「リンゴとヨーグルトのパック」を紹介します。
シミやソバカスの元になる成分を抑制
リンゴとヨーグルトの組み合わせなんて、まるでデザートのようですが、パックで使うリンゴの部位は芯と皮でOK。リンゴに含まれるリンゴポリフェノールには、シミやソバカスの元になる成分を抑制する効果があります。とくに多く含まれるのが皮の部分。
ただし、種には肌によくない成分が含まれるので、種は抜くこと
。
ヨーグルトは上澄みの「ホエイ(乳清)」が重要です。ペーパータオルを敷いたザルで市販のヨーグルトをこすとホエイを取ることができます。このホエイはタンパク質とビタミンB2の宝庫。肌の代謝を上げ、代謝を促進し肌ダメージを再生してくれます。 美白効果のあるレモンも加えます。
●つくり方とやり方
(1)リンゴの芯と皮(1/2個分)、レモン(皮ごと1スライス程度)をミキサーで細かくする
(2)1を取り出して、ペーパータオルでこしておいたヨーグルトのホエイと混ぜれば、パックの完成
(3)お湯で洗顔したら、パックを顔に塗り5~10分置く(パックの上からラップをのせるとさらに効果的)
(4)再びお湯で洗顔し、最後に冷水で洗い流す
●レモンの香りがリラックス効果を高める
このパックは、水分が多く、さっぱりしたテクスチャーが魅力。ちょっとリッチな化粧水という感覚でパシャパシャ使うのもいいでしょう。レモンの香りも爽やかでリラックス効果も感じられるので、ぜひお試しください。
【木村至信さん】
医師・医学博士。遺伝子研究のためアメリカに留学し帰国後、医学博士取得。本業以外では音楽活動、タレント活動なども行い、美容整形外科でのキャリアも豊富。『中居正広のミになる図書館』(テレビ朝日)などでもおなじみ