使いにくい収納、つくりかけの住所録、たっぷりたまったレシピメモ…。やりかけで放ったらかしになっていることはありませんか? 整理収納アドバイザーの三條凛花さんがおすすめする「週間(習慣)計画」だったら、やりたいことがムリなく片づき、うまくいったら自然と習慣化させることもできるんです!
「週間(習慣)計画」って?
すべての画像を見る(全5枚)「週間(習慣)計画」では、1週間に1つだけテーマを決めて取り組むのがルール。たくさんあるやりたいことのなかから1つだけ選んで、少しずつ習慣を身につけていこうという試みです。
たとえば「おいしいおみそ汁研究の週」にはだしのとり方を調べたり、吸い口について調べたり。「片づけ強化週間」には使いづらい収納を見直してみたり。まずは1週間続けてみることで、生活にムリなく取り入れることができるかもしれません。そして1週間たったら、また新しいテーマに挑戦してみましょう。
3日坊主が続けるための4つのポイント
ここからは、3日坊主の私が気をつけている「続けるための4つのポイント」をご紹介します。
1.1週間に1つだけにする
まず、あれもこれもと詰めこみすぎないことが大切。1週間のうち、1つだけと数を絞りましょう。また、毎日続けるのはなかなか難しいものです。平日5日間だけ取り組むなど無理しないペースを決めておくのも効果的ですよ。
2.やるタイミングを決める
いつやるか決めておくのも大切です。何曜日にやるのか、1日のうち何時にやるのか。毎日決まってやることがあれば、そのあとに合わせてやるのか。やるタイミングを決めておきましょう。
3.1か月分の計画を決めておこう
あらかじめ1か月分、やることを決めておくのもおすすめです。「このあとはこんなことをしよう」と計画を立てるだけでもワクワクして楽しいもの。
計画を立てるのは、毎月1日や30日などキリのいい日にしてもいいですし、私は「新しいことを始めるのにぴったり」と言われる新月をプランニング日に設定しています。
4.SNSでつぶやいてモチベーションを維持しよう
twitterなどのSNSで宣言してしまうと「あとに引けない状況」をつくれます。また、ハッシュタグ「#1w1p 」を調べてみると、いろいろな方の「週間(習慣)計画」を見ることができるので、参考になるかもしれません。
やりかけになっていること、学んでみたいこと、スキルアップしたいこと。毎週1テーマだけ少しずつかじって、身につけてみてはいかがでしょうか。
【三條凛花さん】
ライター、整理収納アドバイザー。夫、子ども(2016年4月誕生)の3人+2猫暮らし。家事を無理せず楽しく続ける工夫を発信。ブログ
「366日のとっておき家事」