30歳を過ぎたあたりから、鏡に写った自分の顔が、他人と見間違うほど老け込んでいると感じたことはありませんか?もちろんメイクや服装、光の加減のせいもありますが、気がつかないうちに老化が蓄積されてしぼんだ「目元」が多くの原因です。

「目元」が原因
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目元の美しさはもちろん、肩こりや頭痛も改善

「目元のクマとくすみはメイクで隠すことができますが、しぼんでしまいハリを失った目元はメイクでごまかすことはできません。そこで、おすすめなのがマドンナなどのハリウッド女優が絶賛していると話題の美容鍼のメソッド。ほお骨の上やこめかみ、まゆ山などに鍼を刺して眼の周囲の筋肉の血行が促進されて、目元のハリが復活します」と話すのは鍼灸師の橋爪佐和子先生。

 橋爪先生によれば、ティースプーンで行うマッサージでも美容鍼と同様の効果が期待できるといいます。「どこの家庭にもあるキッチンツールで、毎日セルフケアをすれば、月に2回以上鍼灸院で美容鍼の治療を受けているのと同等の効果があります」。それでは、早速やり方をお教えしましょう。

●ティースプーンの背で目の周りをマッサージする方法

(1)人さし指をティースプーンのつけ根から腹の辺りにおき、残りの4本の指でスプーンの柄を握る

(2)ティースプーンの背を目の下約1cmの場所に当て、約3秒くらい押す。このときスプーンを目尻に向かって押し出すようにするのがポイント。目の下を3か所に分けて、それぞれマッサージする

ティースプーンの背で目の周りをマッサージする方法

(3)ティースプーンをこめかみに当て、約3秒くらい押す。このときスプーンを顔の外側に向かって押し出すようにするのがポイント。3回行う

ティースプーンをこめかみに当て、約3秒くらい押す。

(4)眉山にティースプーンの背を当て、円を描くように約10秒間刺激する

眉山にティースプーンの背を当て、円を描くように約10秒間刺激する

●「イタ気持ちいい」くらいの強さで押して

「ティースプーンは“ややイタ気持ち良い”くらいの強さで押すのがポイント。また、ティースプーンを使ってのマッサージは目元の美しさを取り戻すだけでなく、肩こりや頭痛の原因にもなる眼精疲労疲労にも効果的です」。ぜひ、日常生活に気軽に取り入れてみてください。