使いやすいようにものを置きたい!でも見た目はすっきりさせたい!そんな望みを叶える魔法の収納法が「死角収納」。棚の壁面やすき間など、目につきにくい場所を利用するだけで簡単にできます。人の視線から巧みにものを隠すワザをライフオーガナイザーの森麻紀さんに教えてもらいました。
掃除道具やリモコンは、できるだけ見えない方がすっきり!
●キッチンの死角ワザ
すべての画像を見る(全5枚)リビングに行く際に、キッチン横を通るため、来客の目にも入ってしまう森さんのキッチン。一見、すっきり見えますが、じつは死角収納が盛りだくさん!
ゴミ箱の横に、マグネットフックを使って、卓上ほうきをスタンバイ。低い位置だから存在感を消すことができ、気になる所をささっとすぐにきれいにできます。掃除道具は場所をとるし、見た目もよくないからとキッチンに置いていない人にもおすすめ!
ラックや冷蔵庫の死角もとことん利用!冷蔵庫の横にキッチンバサミを配置することで、冷蔵庫から取り出した食品をすぐに開封できます。またスチールラックの死角には、スーパーのビニール袋を入れるワイヤーカゴや、ゴミ箱として使うプラスチックカゴを設置。置き場所に困るゴミ袋もフックに。死角を使うことで、来客の目からはすっきり!でも使いやすい!が実現。
●寝室の死角ワザ
一日の疲れをとる寝室はできるだけシンプルな空間にしたい!そこでベッドのヘッドボード裏の死角を利用。取りつけたフックにプラカゴをひっかけ、枕元には置きたくないけど、すぐに使いたいスマートフォンやエアコンのリモコンをイン!ここなら手を伸ばせばすぐに使えます。
ベッド横にあるチェストにも死角ワザが。寝る前にテレビ鑑賞をするという森さん。できるだけリラックスできるよう、目にうるさいゴミ箱は壁面に設置。枕元からは目に入りません。
●玄関の死角ワザ
出入りが多い玄関はなにも置きたくないけれど、汚れがたまりやすい場所。そこで棚のすき間にフローリングモップを収納。ここなら来客からは目に見えず、ついで掃除もラクラク♪
●洗面所の死角ワザ
洗面所は、洗濯機横の死角を利用!散らかりがちなハンガーを突っ張り棒でハンギング。出し入れしやすく、洗面所の入り口からは見えないので、すっきりをキープできます。
死角収納ワザ、いかがでしたか?皆さんも家のいろいろな死角を利用して、ぜひ試してみてくださいね。
【森麻紀さん】
夫、長女の3人暮らし。ライフオーガナイザー1級の資格を活かし、暮らしと空間を整える整理収納サービスを行う(ブログ「
今の暮らし これからの生活」)