郵便局や銀行、買い物。いろいろな用事をまとめてすませたい日。効率よく回ったつもりでも、帰ってみると「あれをやり忘れた!」という経験はありませんか? そんな時には

「色分けメモ」

を使うのがおすすめです。

スーパーに銀行に役所! 予定が多すぎの日は色分けメモで効率アップ!
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場所ごとに色分けして、用事と買うものを書くだけ!

 色分けメモのつくり方は簡単です。「場所別」に色の違うペンで、メモ用紙に、用事と買いたいものを記入するだけです。色で分けてあるので、思いついた順番に書いても構いません。

 用事は、「お金を下ろす」「はがきを出す」などの【すること】を指します。買いたいものは、「日用品」「コスメ」など【具体的に買いたい商品名】のことです。

 また、「用事」と「買いたいもの」を区別するには記号を使うと便利です。たとえばコンビニで「コピー」「買いもの」「旅行代金の支払い」という用事がある場合。「用事」には「□コピー」「□旅行代金の支払い」というように、頭に四角い記号をつけて、チェックボックスにします。

 一方、買いたいものは「お菓子」「飲みもの」など、商品名だけを記入します。

●色分けメモのメリット

 色分けメモを使うと、複数の場所で用事や買いものがある時に、それぞれどこでなにをすればいいかが、ひと目で分かります。そのため、「やり残し」や「買い忘れ」を防ぐことができます。また、メモを確認する時間も最小限ですむので、面倒なお出かけもぐっとラクになるはずです。

スーパーに銀行に役所! 予定が多すぎの日は色分けメモで効率アップ!
「色分けメモ」は最短で用事がすませられるルートの順に書くと、さらに効率的!

●用事はひと筆書きで済ますく

 色別になっているので、思いついた順番に書くだけでも、もちろん見やすいのですが、余力があれば「下書き」から始めるのがおすすめです。行きたい場所をピックアップして、「どのルートで行けば最短距離になるのか?」「それぞれの場所でなにをするのか?」を簡単にメモします。それから「行きたい場所」を軸に順番に並べていくとさらに迷う時間が少なくなります。

 とくに、ルートづくりについては、行ったり戻ったりするのではなく、自宅からいちばん遠い目的地まで行って戻ってくるのが、「ひと筆書き」になるように考えるのがおすすめです。

「色分けメモ」を使うと、用事や買いものの多いお出かけで「次になにをしよう?」と迷う時間や、やり残しの用事がなくなります。つくるのに少し手間はかかるかもしれませんが、その分のあいた時間を好きなことに使えるので、1日がもっと充実します。

【りんかさん】

ライター、整理収納アドバイザー。夫、子ども(2016年4月誕生)の3人+2猫暮らし。家事を無理せず楽しく続ける工夫を発信。ブログ

「366日のとっておき家事」