「いつか、なにかに使えるかも」そんな考えから、つい取っておいてしまいがちな紙袋。クローゼットや押し入れの一角に、ため込んだ紙袋があふれている…なんて人も多いのでは。

整理収納アドバイザーの三條凛花さんがおすすめするのは、サイズ別の紙袋収納法。ルールを決めると、あふれがちなものも劇的にすっきりしますよ!

棚に書類ボックス
増え続ける紙袋は、書類ボックスを用意して収納場所を固定!
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紙袋を増やさないために、S・M・Lのサイズ別にざっくり収納

家事も片づけもまったくできなかった経験から、日々暮らしのプチストレスを見直しています。今回ご紹介するのは「ためない紙袋収納のコツ」についてです。

●用意するものは、書類ボックスと個別フォルダ

用意するものは2つだけ。書類ボックスと個別フォルダです。

書類ボックスと個別フォルダ

書類ボックスの中に紙袋を立てて収納。このとき、サイズ別にざっくりと分けて個別フォルダに挟むのがポイント。こうすることでしまいやすく、取り出しやすく、なにより使うときに素早く目的のものを見つけやすくなります。

なお、しまうときは紙袋の上と下を互い違いにすると、厚みを減らしてより多くしまうことができます。

●各サイズ10枚だけ!というルールでいつもすっきり

書類ボックスに紙袋

紙袋はサイズがさまざま。そこでざっくりと3つのサイズ別に分けることで、目的に応じて使いやすくします。

(1)Sサイズ

プチギフトや漫画を入れるとちょうどいいサイズ感のもの。

(2)Mサイズ

A5サイズの本が入るくらいのサイズ感のものをMサイズとしています。

(3)Lサイズ

A4の書類もすっぽり入るものはLサイズ。

私は設定していませんが、さらに大きなものも必要な方は「ビッグサイズ」としてもう1段階上のサイズを用意してもいいかもしれません。なお、私は各サイズを合計して10枚以内に収めると決めています。

●ため込まないための基準は「持ち歩きたいかどうか」

紙袋は日々の生活のなかでどんどんたまっていくもの。もらったその日に「捨てる」「残す」の判断をしましょう。
判断のポイントは「持ち歩きたいかどうか」です。

ためておいた紙袋を使うのはどんなシーンでしょうか。人になにかをプレゼントするときの入れ物にしたり、使い捨てのサブバッグにしたりするのが多いのでは。

持ち歩いて「かわいい」「すてきだ」と思えるものを判断基準にすると、ムダにため込まずにすみますよ。