その年の世相を反映し、象徴する食を表彰する「今年の一皿」(ぐるなび総研)。2015年は「おにぎらず」、2016年は「パクチー料理」とブームをつくった食が毎年選ばれています。2017年の「今年の一皿」は鶏胸肉料理。高タンパク・低脂肪な食材として、健康志向の高まりから注目されました。さらに、低糖質の鶏胸肉は、同じく大きな話題となっている糖質オフダイエットにもうってつけです。

今回は、電子レンジだけで完成する鶏胸肉の鶏ハムを紹介。つくりおくほどに味がなじむので、冷蔵庫に常備しておくと、サッと食卓に出せますよ!

鶏ハム マスタード風味
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レンチンでできる!マスタード風味の鶏ハム

レンジ加熱だとパサつくのでは…という心配ご無用! 保湿効果抜群のはちみつを少量加えてチンすることで、しっとりジューシーに。マスタードの風味がふわっと広がるおいしさです。保存期間は冷蔵庫で5日間ほど。

【材料(つくりやすい分量)】

・鶏胸肉(皮なし)小4枚(600g)
・A[白ワイン(または酒)大さじ2、粒マスタード大さじ1、塩大さじ1/2、はちみつ小さじ1、ローリエ1枚、水1と1/2カップ]

【つくり方】

(1) ポリ袋にAを混ぜ合わせ、鶏肉を入れて全体を浸し、冷蔵庫でひと晩マリネする。

(2) (1)を室温に1時間ほどおく。

シートごと手前からくるくると巻く

(3) 幅30×長さ40cmのクッキングシートに、漬け汁から取り出した(2)を2枚重ねて置き、シートごと手前からくるくると巻く。両端をタコ糸でキャンディ状に縛り、肉の部分にも巻いて形を整える。同様に計2本つくる。

(4) 耐熱の保存容器に(3)と漬け汁を入れ、ふんわりとラップをし、電子レンジ(600W)で7分ほど加熱し、そのまま2分ほどおく。

冷蔵庫で保存する

(5) 上下を返し、冷めたら漬け汁を除いて、クッキングシートに包んだまま、冷蔵庫で保存する。食べるときに食べやすく切り分け、好みで粒マスタード適量(分量外)とカイワレ適量(分量外)を添える。
[全量750kcal/糖質量6.3g]

鶏肉は厚みが均一になるように2枚の向きを変えて重ね、手前からきっちりと巻いてタコ糸で縛り、形を整えるのがポイントです。しっとりジューシーな鶏ハムはごちそう感も食べごたえも満点です!

ESSE2月号

では、鶏ハムのほかにも充実の糖質オフレシピを紹介しています。正月太りが気になる人は、こちらもチェックを!