食事のマナーひとつで、人間性が問われてしまうことがあります。ましてや女性なら、食べ方にも美しさを求められることも。大勢で食事するときは特に注意したいものです。今回は、大皿料理のマナーをご紹介。プロに教わる“きれいな食べ方”で、今日からテーブル美人に!

大皿料理の正しいシェア法

大皿料理の正しいシェア法
すべての画像を見る(全3枚)

 レストランやホームパーティなどで、大皿に数人分の料理がまとめて出てくることがよくありますが、これをすべて分けきるようにサーブするのは×。大皿料理はあくまでも「ひと口食べて気に入ったら、ご自由におかわりをどうぞ」というものと考えましょう

・大皿には1/3の量を残しておく

大皿料理の正しいシェア法
大皿には1/3の量を残しておく

 食べたい人が食べたい分、好きなタイミングでおかわりできるように、半分から1/3を目安に残して

・各自の皿には少量ずつ盛り分ける

大皿料理の正しいシェア法
各自の皿には少量ずつ盛り分ける

 少量で満足な人、その料理が苦手な人もいるかもしれないので、やや控え目に取り分けましょう

【小倉朋子さん】

食の総合コンサルタント。諸外国の食事マナーや文化を伝える『食輝塾』を主宰。作法や伝統色、食育、端文化、トレンドなど多様な視点で、あらゆる「食」を提案。近著に『

私が最近弱っているのは毎日「なんとなく」食べているからかもしれない

』(文響社刊)、『

世界一美しい食べ方のマナー

』(高橋書店刊)ほか

― 食べにくい料理のきれいな食べ方 ―