寒い冬は、家の中で過ごす時間が多くなります。だからこそ、快適に過ごせるようなインテリアや収納を整えたいもの。

自宅の収納やインテリア、日々の食卓などを公開している人気インスタグラマーのmumakariさんは、北海道の豪雪地帯に暮らしているため、冬の間は外出できない日が続くことも多いそう。「家の中でも楽しく過ごせるようにと、インテリアに凝るようになりました」と話すように、家の中には生活を快適にする工夫があふれています。そんなmumakariさんのアイデアが、とくに凝縮されているのが洗面所。使いやすさの秘密を見せてもらいました。

mumakariさんのアイデア
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使いやすくておしゃれな収納アイデア6選

身だしなみを整える道具や身に着けるもの、掃除用品など、洗面所は意外にものが集まる場所。そのうえ清潔感にも気を使いたいですよね。使いやすく、しかもすっきりとしまうことで、洗面所で過ごす時間はずっと快適になります。

●北国特有の大きなボイラーは収納を兼ねた棚で目隠し

北国特有の大きなボイラーは収納を兼ねた棚で目隠し

ボイラーを隠すために、収納を兼ねた棚を手づくり。棚にはダイソーのボックスと掃除道具を収めています。「ボックスには家族それぞれの下着を収納しています。洗面所のアクセントになるように、スモーキーなブルーを選びました」。プラスチック製なので、汚れや劣化に気にすることなく、水回りでも安心して使えます。

●ブリキのボウルを棚に置いて小物収納

ブリキのボウルを棚に置いて小物収納

上で紹介した収納棚と直角になるように組み合わせた木の板には、アイアンの棚を設置。ブリキのボウルをのせ、洗面回りで使うアイテムの置き場に。「なくしがちな爪切りや、お風呂に入る前に外したヘアゴムを置いています」。下に置いたガラス容器には、掃除で使う重曹やクエン酸などを収納。「ブリキやガラスを取り入れることで、雰囲気が重くならないようにしています」。

●板とかすがいでメガネ置きをDIY

板とかすがいでメガネ置きをDIY

バスルームの入り口横に板をはり、かすがいをつけて入浴中のメガネホルダーに。「夫婦それぞれにつくりました。お風呂から上がったとき、すぐに手に取れるので安心です」。これなら場所を取らず、「どこ置いたっけ?」ってこともなくなりますね。

●試験管立てをタオル置きに

試験管立てをタオル置きに

バスタオルを置いたスチール棚は、じつは学校などで使う試験管立てをL字の金具で壁に固定したもの。「網状なので通気性がよく、ちょうどいいんです。理系インテリアっぽい感じが気に入っています」。もとは実験器具なのに気づかないほど、空間になじんでいます。

●工具をDIYしてつり下げ収納に

工具をDIYしてつり下げ収納に

木のブロックとネジ状の棒でバーをDIYし、水回りのものをつり下げ収納。「歯みがき粉は、すっきり見えるようにクラフト紙に包み、周りと色調を合わせています」。白いコップをかけているのは、自転車用のペットボトルホルダーだそう。より使いやすいように考え抜かれたもの選びに脱帽です。

●コンタクトのケースは漏斗で水きり

コンタクトのケースは漏斗で水きり

100円ショップで買った漏斗を洗面台横の棚に取りつけ、コンタクトケースの置き場として活用。「洗ったあとは漏斗の上に置いておけば、自然に水きりできて便利です」。実用と見た目のよさを兼ねたアイデアはお見事! さまざまな工夫を凝らしているmumakariさん。

ESSE2月号

では、洗面所以外の場所も公開しています。寒い冬こそ、家の中を見直してみるのもいいかもしれませんね。