家で長い時間を過ごすようになった今、「おうちに飽きた!」、「手伝わない家族にモヤモヤ…」なんて人も多いのでは?
せっかくならおうちをもっと快適にして、笑顔で過ごしたいもの。好きなインテリアを楽しみながら家族が家事に参加する工夫をしている佐々木奈美さんに、おうちのキッチンを居心地のよい場所にするヒントを聞いてみました。
迷わない収納と子どもが手伝える工夫で、家族みんなが心地よくなるおうちの工夫
夫と長男(12歳)、二男(10歳)、三男(3歳)の5人家族で、“散らかし盛り”の男の子3兄弟がいながらも、すっきり整理された家とインテリアの楽しみを両立している佐々木さん。空間を整えてきれいをキープする秘けつは、だれでも片づけられる収納システムにあるそうです。
●普段使いの食器は“家事ラクゾーン”にひとまとめ
すべての画像を見る(全3枚)使用頻度の高いコップやお皿は、食器棚の中でも目線から腰の高さに集めて収納。
「背伸びしたりかがんだりせずに出し入れできるこのエリアを“家事ラクゾーン”と呼んでいます。子どもの手が届く高さで無理なく手伝えるから、ご飯の支度は家族で協力してやっています」
●“使う場所にしまう”を徹底してゲーム後のリビングもすっきり
子どもたちがリビングに集まってゲームをすることが多いという佐々木さん家族。ゲーム関連の機器は別の部屋に移動せず、すべてリビングが定位置。
「コントローラーなどはテレビボードの引き出しに入れています。“使う場所に戻す”ルールなら、遊び終わったら子どもたちも進んで片づけてくれます」
●大好きなカゴも!自分の居心地よさも忘れない
長い時間を過ごすキッチンを、使いやすくDIYしたという佐々木さん。壁に取りつけた棚やつり下げバーは、ホームセンターやイケアでそろえた資材を使った手づくり。
「壁につけた棚には大好きなカゴを並べて、お気に入りのキッチンツールもオープン収納に。サッとものが取り出せて作業効率が上がるし、好きなものに囲まれた空間で気分もアップ!」
収納や動線を工夫して子どもたちも迷わず手伝えるだけでなく、自分自身が機嫌よくいられるようになった佐々木さんの家。ESSE11月号の「おうちがもっと好きになる収納&インテリア」特集では、おしゃれで使いやすい部屋づくりのアイデアから、家をすっきりさせながら楽しく過ごせるとっておきのグッズまで、幅広く紹介しています。ぜひ、チェックしてみて!