衣替えの時季です。ただ冬服と春服を入れ替えるだけでは、クローゼットの使い勝手は変わりません。せっかくの機会を活かして、より快適な収納空間をつくりたいですよね。そこで、暮らしや生き方のヒントを発信するYouTubeチャンネル「60歳からの幸せライフ」のライフさんに、衣替え前にぜひ実践したいクローゼット整理のポイントを伺いました。
すべての画像を見る(全6枚)使いやすいクローゼットに整える3つの習慣
衣替えの時期は、単に洋服を入れ替えるだけでなく、クローゼット全体を見直す絶好のチャンスです。この機会を活かして、今の自分にふさわしい空間へと整えましょう。ちょっとした工夫で、毎日の洋服選びがぐんとスムーズになり、気持ちよく過ごせるようになります。
1. 傷んでいる服を手放してスッキリ
お気に入りの服でも、毛玉、シミ、色あせ、伸びなどの劣化があると、着るたびに気分が下がってしまいますよね。とくに「部屋着だから」と妥協している服は、意外と多いもの。私も以前は、くたびれた服をなんとなく残していましたが、思いきって減らしたことで、毎日のコーディネートが楽しくなりました。
手放すか迷うときは、「この服を着て外に出られる?」と自分に問いかけてみるのがコツ。答えが「NO」なら、感謝を込めて処分を検討してみましょう。状態がよければリサイクルや寄付もおすすめです。
2. ハンガーを統一して、見た目も使い勝手もアップ
クローゼットの中がゴチャゴチャして見える原因のひとつが、バラバラのハンガーです。私も以前は、クリーニング店のハンガーやプラスチック、木製などが混ざっていて、統一感がありませんでした。でも、ハンガーをそろえてみると、クローゼットがスッキリ整い、服の出し入れもしやすくなりました。
おすすめは、薄型で滑りにくいハンガー。場所を取らず、服の型崩れも防げます。
また、収納方法も工夫するとさらに快適に。たとえば、ジャケットやブラウスなどシワになりやすい服はハンガーにかけ、厚手のニットやスウェットは畳んで収納すると、取り出しやすくなります。