「片づけに苦手意識を感じる」「そもそも片づけ方がわからない」といった悩み。それらは、自分に合った片づけ方法や、モチベーションをキープできる仕組みについて考えることで解決に近づきます。ここでは、20歳までゴミ屋敷で育った経験を活かし、無理なく片づくコツを情報発信する、整理収納アドバイザーのつうさんが、片づけをするときに心がけていることを語ります。
すべての画像を見る(全5枚)「片づける方法」がわからないのは、子どもも大人も同じ
「片づけってどうしたらいいの?」と悩むのは、そもそも片づけについて習う機会があまりないことが原因だと私は考えています。家や学校などで「片づけなさい!」とよく言われたという方も、実際に片づけを習う、教えてもらう機会は少なかったのではないでしょうか。
片づけは「できて当たり前」と思われがちですが、片づけ方を知らないのに片づけをするってなかなかハードルが高いこと。小さな子どもに「片づけなさい!」と言っても、片づけ方がわからないとできないですよね。それは大人も同じです。
なので、まずはどんな片づけ方があるのか情報収集するなどして、自分に合った方法を見つけるのが片づけの第一歩です。
片づけはダイエットと同じ。自分に合う方法で継続する
ダイエット法がたくさんあるように、片づけ方もさまざまです。大事なのは自分に合う片づけ方を見つけること。
たとえば、「1年間使ってないものは捨てましょう!」と片づけの本に書いてあったとしても、自分が捨てることに納得していないと、ただ後悔するだけ。すると、片づけが嫌になり進まなくなります。
自分に合わない無理なダイエット法だと続かないのと同じで、片づけも「これだったらできるな」「この方法なら続けられる! 楽しい!」といった、自分に合った方法なら、きれいな家をキープできます。