キッチンや食卓など、毎日使うものだからこそ汚れやすく、ストレスに。そこでキッチンマットやランチョンマットをやめた人も多いのではないでしょうか? とはいえ、床やテーブルなどが汚れてしまうのもしのびない…。

そんな今、便利なのが、汚れを「拭ける」タイプのマットです。便利なその使い心地を、収納アドバイザーの三條凛花さんに教えてもらいました。

キッチン床
汚れたらさっと拭けるタイプのマットなら、洗う手間もありません
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マットを買うなら、汚れを「拭ける」タイプを選ぼう。台所や食卓で大活躍

近年の「捨てる」ブームで、マット類を手放した方も多いのではないでしょうか。私自身も、玄関マットやトイレマット、キッチンマットといったファブリック類は置かないようにしてきました。
ただ、シンクの前など濡れやすかったり、汚れたりする場所については、やはりマットがあると便利です。

マット類のネックは手入れです。布製だと洗濯の手間や掃除の手間があることから、不要だと判断した方が多いと思います。ところが今は敷いて、汚れたら「拭ける」タイプのマットがいろいろと出ているんです。

これを活用すると、生活の不便さを解消できますよ。

●拭けるタイプのキッチンマットは、万能選手!

拭けるキッチンマットは、台所以外にもいろいろな場所で使えます。

キッチンマットを持つ様子

このように、薄手なのも圧迫感がありません。

玄関マットの代わりにしてもいいし、ペットのゲージの中や水まわりに敷いておくと、手入れがラクになります。観葉植物や家具の下に敷いて、床に跡がつかないようにするというのも良さそうです。

わが家では、キッチンの調理台・シンク下にかけて敷いています。また、猫の飲み水やフードを置いている部分の下にも設置してあります。

さっと拭くだけできれいになるし、床に汚れがつきません。高価なものでもないので、汚れが気になってきたら、数年に一度買い換えるのもよさそうです。

大理石柄マット

私はネットショップで大理石柄のものを購入しました。壁紙屋本舗の「拭けるキッチンマット グレースコレクション」というものです。

つながっている大理石柄マット

これは3000円以下で購入でき、ハサミで好みのサイズにカットすることができるのが魅力です。裏側は不織布になっており、マットを固定するためには両面テープで床に貼ります。

なお、ニトリでも拭けるキッチンマットが売られているようですので、ぜひお好みのキッチンマットを探してみてくださいね。

●拭けるランチョンマットで、食後の片づけをかんたんにする

今住んでいる家には、ガラス製のダイニングテーブルがあります。これはとにかく汚れが目立ちます。しかも、汚れを落とすのも少し大変です。わが家の場合、幼い子どもたちがいるのでなおさらプチストレスを感じます。

拭けるランチョンマット

そこで購入したのが拭けるランチョンマット。

インターネットで探してみるといろいろな種類があります。ニトリでも購入できますよ。私はネットショップで購入したノーブランド品を使っています。ぜひ「拭けるランチョンマット」で探してみてくださいね。

このランチョンマットは、表面も裏面もPVCレザー製で、防水・防油なのがポイント。さっと拭くだけできれいにできるのでとても便利です。

拭けるランチョンマットBefore

子どもの食べこぼしが多くて汚れてしまったものが…

拭けるランチョンマットAfter

ウェットシートでさっと拭いただけでこんなにきれいに。もちろん、水で丸洗いすることもできます。

ただし、カレーやケチャップのような色の濃いものは、すぐに拭き取らないとシミになってしまいました。

なお、拭けるランチョンマットは、写真を撮るときの背景としても使えますよ。SNSにアップする写真や、不要なものを売るときの物撮りなどに活用できそうですね!