トイレで授乳!深夜の胸ドーン!インスタで4.5万人が笑った育児絵日記
2017.12.03
  • この記事を
    シェア

「サンタさん、どうか…ひとりの時間をください」。そんな投稿をするたびに、5000件以上の「いいね!」が集まる、今注目のインスタグラマーがいます。投稿者は、2人の男子の育児にちょっとお疲れ気味(?)のもものしかさん(@momonoshika)。笑いと悲しみ、そして子どもたちへの愛にあふれた育児絵日記が、同じく一生懸命育児に向き合うフォロワーの共感を呼んでいます。反響は大きく、日記はついに書籍として出版されるまでに。そんなもものしかさんに、ESSE編集部がインタビューをしてみました。

あるあるその1

完璧でない自分を笑い、子育ての失敗をおもしろおかしく描く

あるあるその2愛しいわが子でも四六時中一緒にいるとつい「自分の時間がほしい」と思ってしまう。でもそれが罪深いことに思え、子どもや夫に申し訳なく思ってしまう。そんな経験のある方も多いのではないでしょうか。

もものしかさんは子育てに対する自分の気持ちや、子どもたちによって引き起こされるプチ事件を1コマの育児絵日記にしてインスタに発表してきました。「笑いと愛と絶望に満ちた日々」と自虐し、笑い飛ばすその姿勢に共感したファンが約4.5万人。

そんなもものしかさんのインスタの名作に加え、描き下ろしのマンガやコラムをまとめた書籍『おっぱいにあやまれ!!』が発売されました。

●男子2人育児は思いのほかつらかった!

―インスタで育児絵日記を描き始めたきっかけは?

ストレス発散のためです! 母親業は毎日休みなく忙しく、自分のことは後回しにしなければ成り立ちません。子どもたちをお風呂に入れた後、自分の髪も乾かせない。毎日冷めたご飯しか食べられない。夜も夜泣きと授乳で眠れない。そんな日々に辛さを感じ、大泣きすることもありました。そんなとき家族が寝静まったあとにイラストを描き、インスタに育児絵日記を投稿し始めました。これは、私にとって大きな癒しとなりました。

―特徴的なメガネにタンクトップ、そして絶妙な角度で垂れたおっぱい。それがもものしかさんの育児絵日記の中での姿です。お子さんは3歳の長男・タローくんと、1歳の次男・ジローくんという、やんちゃ盛りの男子2人。本の中の3人の関係に笑ってしまいます。

あるあるその3タローは気づかいの男なのですが、ときに子どもらしく正直に思ったことを口にします。たとえば私の顔を優しくさわったかと思いきや「乾燥してるわ。かおが…めっちゃ」。脚をマッサージしてくれたかと思えば「ザラザラやわ」。幼稚園から帰ってきたときに思わず「きったない家」とつぶやいたり。結果的にディスられています。

あるあるその4対してジローは天真爛漫な男。デフォルトで虐げられています(笑)。お風呂でおっぱいを両手でつかんで立ち上がったり、1時間ごとに寝ている私のおっぱいをくわえて首を振りまくったり、深夜2時にドンッドンッと胸をたたいて起こしたり。かわいい息子ながら、幼さゆえの自由奔放な行動と、おっぱいや食べものへの執着には戦慄しますね。

―しかし「100与えて1返ってくる育児。その1がとてつもなく大きい」とも書かれていましたね。

あるあるその5寝かしつけの際に「おかあちゃん…だいしゅき」、遊園地に行ったあとに「またいこうね…おかあちゃんといっしょにね」なんて言われたら、育児疲れも吹っ飛んでしまいます。お風呂上りに「髪乾かすから向こうむいてよ」と言えば、「こっちむいたら、おかあちゃんのかお…みえへんやん」。「幼稚園楽しかった?」と聞けば、「たのしかった。でも…おかあちゃんのことかんがえてたんだよ。あいたいなあとおもって…」。ときにこういう言葉や行動が返ってくるから子育ては楽しいんですよね。

●トイレまで追跡されて授乳!

―タイトルの『おっぱいにあやまれ!!』はどこから生まれた言葉なのですか?

あるあるその6おっぱいへの謝罪と労りの気持ちからです。おっぱい垂れましたよね、確実に。子どもたちにつかまれたり、トイレまで追跡されて吸われたり、湯葉みたいに伸ばされたり。そりゃ垂れますよね。あやまってほしいですよね。でも子どもたちのためにがんばってくれたおっぱいを、この本ではあらゆるものにたとえてけなして描いています。本当におっぱいに謝らないといけないのは、所有者である私です。おっぱいごめんね。これからもよろしくねという気持ちがこもっています。

―「絵だけで笑える!」と噂のインパクトのある絵柄は独自にみがき上げたものだとか。

インスタ投稿を続けているうちに絵柄もどんどん変わってきました。たくさん描きましたから。
育児に疲れたとき、ストレス発散方法は人それぞれだと思います。撮りためたドラマを見たり、夫婦でお酒を飲んだり、ヘソのゴマを取ったり…。私の場合はそれがイラストを描くことでした。とにかく誰にもじゃっまされずなにかに集中したくて、子どもたちの記録も兼ねて絵日記を描き始めました。2人の子どもたちへの愛しさを書籍として残せてうれしいです。

ママなら誰もが感じたことのある育児の辛さと喜び、そしてそれを笑いに昇華する明るさがあるから、もものしかさんの育児絵日記はフォロワーに支持されているのかもしれません。本を読んでいるうちに、この眼鏡とタンクトップのもものしかさんが愛おしくなってしまいます。

あるあるその7書籍『おっぱいにあやまれ!!』では、「よい子の押し売り」「上から手線」「乳児テロ」などタイトルだけでも笑える育児絵日記が詰まっています。心の底から笑ってストレス発散したい人は手に取って、「あるある!」とつぶやきながら、気分転換をしてみてはいかがでしょうか。

【もものしかさん】
3歳と1歳の男の子の母親。インスタ(@momonoshika)で始めた育児絵日記が人気を集め、フォロワー4.5万人。著書『おっぱいにあやまれ!!』(大誠社刊)がある。

<取材・文/福村美由紀>

おっぱいにあやまれ!!


あるあるすぎて笑える!描き下ろし大増量で初の単行本化!