アメリカでも「母の日」は大イベント!その気になる過ごし方とは?
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2017.05.12

 アメリカ・シアトルに住んで十数年。エディター&ライターとして活躍するNorikoさんが、現地で話題のフードやライフスタイルにまつわる情報をレポート。今回は「アメリカの母の日事情」についてです。

カーネーション

アメリカでの「母の日商戦」は日本以上に盛ん!

 アメリカではクリスマスやバレンタインデーも大きなイベントですが、母の日も負けないくらい重要度の高いイベントです。デパート、オンライン・ショップから、近所のスーパーマーケットまで、5月に入るとこぞって母の日向け商品を販売します。正直、その規模は父の日の比ではありません(苦笑)。

 たとえ孫ができる年齢になっても、自分の母は母。むしろ世代が上になるほど、母の日を尊重することが求められているような気がします。

 アメリカの母の日で、もっとも一般的なプレゼントは「花」。日本では「赤いカーネーション」のイメージですよね。アメリカでもカーネーションは人気花のひとつですが、季節の花をまとめた花束や鉢植えなどもあり、バリエーションは多彩です。

母の日前のチラシには花がたくさん
母の日前のチラシには花がたくさん
 ちょっとした雑貨や装飾品などを贈る場合もありますが、いずれにしても「カード」は欠かせません。カード文化のアメリカには、シンプルなものからゴージャスなものまで、さまざまなデザインのカードが売り場に並びます。さらに女心をくすぐるエステやスパ、マッサージなどの「ギフト券」も一緒に入れると喜ばれます。

ギフト代わりに「母の日ブランチ」でお祝い

母の日には家族でブランチ
母の日には家族でブランチ
 アメリカでの一般的な「母の日の過ごし方」はこうです。午前中から家族で集まり、レストランやカフェでの「ブランチ」に繰り出します。「ブランチ」とは、「ブレックファスト+ランチ」で、朝昼を一緒にした食事のこと。この日ばかりは、普段忙しいママも朝からゆっくりのんびり。食事の支度をしないですむのはうれしいですよね。

 近所でのブランチもいいですが、少し足を延ばして豪華なところへ食べに行くのも人気。たとえば、各ホテルでは特別なブランチ・ビュッフェを用意していたり、クルーズ各社によるブランチ・クルーズがあったり。ホテルや船上での非日常感を味わえ、プチ旅気分も満喫できます。

子どもからのプレゼントは何でもうれしい

わが子からなら何をもらってもうれしい
わが子からなら何をもらってもうれしい
 幼稚園に通うわが子から、昨年もらったプレゼントは「手づくりのカードと鉢植えの花」でした。自分で名前を書けるようになって、お絵かきや色塗りもすっかり上手に。毎年の成長が感じられるプレゼントは、母にとっては定点観測さながらのうれしい贈り物です。

 子どもが生まれて初めての母の日には、スーパーマーケットでおいしい総菜を買って、近所の大きな公園に家族で行き、散歩を兼ねたブランチ・ピクニックを楽しみました。これなら、赤ちゃんがいつ泣き出してもOK。誰も気にしません。「小さい子どもと一緒にレストランに行くのは気が引ける…」という場合はもちろん、節約派にもオススメです。

 家族団らんで過ごす母の日ブランチ、皆さんもぜひお試しを!

【Noriko】
アメリカ・シアトル在住。現地の日系タウン誌編集長職を経てフリーランス・エディター/ライターとなり、日米のメディアに旅行情報からライフスタイル、子育て事情まで多数の記事を寄稿する。著書に『アメリカ西海岸ママ~日本とは少し違うかもしれない、はじめての妊娠&出産~』(海外書き人クラブ刊)