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意外なメリットも!成型肉や脂肪注入肉の正体

2016.03.10
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食品偽装の問題などが話題になっている昨今。正しい知識を身につけて、賢く食材選びを!チェックすべきポイントを、女子栄養大学栄養クリニックの管理栄養士・新井麻子さんに教えてもらいました

和牛と国産牛って同じもの?別のもの?

食べるために生まれた品種と、乳用の品種の違いです 

食べるために生まれた品種と、乳用の品種の違いです

 和牛は食肉専用種で、おもに「黒毛和種」などがあります。代表的なものとして、神戸牛、松阪牛、近江牛などの銘柄牛がこれに当たります。一方、国産牛と呼ばれるうちの70%は、乳牛のホルスタインの雄。さらに、乳の出なくなった雌や、繁殖の役目を終えた食肉専用種の雌なども“国産牛”。これらは、とくにおいしさを追求して育ててはいないので、味わいも値段も、専用種とは差が。ちなみに、海外で生まれた牛でも、3か月以上国内で飼育されれば、“国産牛”になります

話題の脂肪注入肉っていったいどんなもの?

 

人工的に、“霜降り”状態にした“インジェクション加工肉”です

 牛肉の赤身の輸入肉などに和牛の脂を注射して冷凍し、脂が流れ出ないように加工されたもの。注入物には、スパイスや和牛のエキスも入っていることも多く、扱いやすく手軽においしさを感じさせる効果もあります。また、繊維も断ち切られているため、やわらかくパサつきがないのも特徴。おもに外食や中食のステーキ肉やトンカツなどに使用されることが多いようです。ハンバーグやハム、ソーセージなどと同じ“加工肉”と考えて

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成型肉(結着肉)

牛の赤身、脂身、横隔膜等に結着補強剤や植物タンパクなどを加え、人工的に結着させ、形づくったもの

成型肉

メリットもたくさん!

●繊維が断ち切られていているのでやわらかい
●パサつきがなくジューシー
●うま味エキスやスパイスが入っている

― 食材の上手な見分け方、選び方 ―

<撮影/山川修一、山田耕司 取材・文/福山雅美>

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