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話題の「オンラインツアー」で富山を旅する。おみやげの刺身と地酒が楽しい

2020.11.20
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コロナ禍で思うように旅行ができない日々が続いています。GoToトラベルが始まっているけれど、まだまだ様子見の人もいるのではないでしょうか。

ここでは、「せめて家で旅行気分を味わいたい」と考えた旅行ライターの佐藤望美さんが、話題の「オンラインツアー」に参加した様子をレポートしてくれました。

パソコンの前にお酒やつまみ
事前に送られてくる刺身と地酒を味わいながらプチトリップ

ツウな人が今最も注目している富山を2時間で旅行。おいしいものいっぱい!

今回参加したのは、家にいながらまるで旅行しているような気分になれるオンラインツアー。「zoom」というビデオチャットができるアプリを使って、富山県を旅してみました。

北陸といえば石川県の金沢をイメージするかもしれませんが、じつはここ数年、富山県の人気が急上昇中。豊かな自然や伝統工芸、アートなど観光スポットに恵まれていて、和菓子や海の幸など話題のグルメもたくさんあるんです。

そんな富山の魅力を多くの人に知ってもらうべく、富山県主催で「Online TOYAMA Travel」が開催されています。

●旅のおみやげが自宅に届いてテンションアップ!

今回私が参加したのは第2回目のツアー。富山湾で獲れる海の幸、シロエビと富山の地酒にフォーカスした内容です。シロエビ漁が行われているのは、なんと世界で富山湾だけなのだそう。

ツアー当日はシロエビ漁の漁師さんたちが漁やそのおいしさを、富山にある若鶴酒造の杜氏が酒づくりのこだわりなどを話してくれるのですが、このツアーの大きな魅力は旅のおみやげが事前に自宅に届くこと!

箱にお酒とおさしみおみやげの中身はシロエビの刺身、シロエビ昆布締め、そしてシロエビに合う地酒(若鶴酒造「純米大吟醸 瑤雫50 中汲み」)。ツアーの参加費は3000円なのですが、「こんなにいいの?」と思うほど豪華な内容でびっくりです。

ちなみに第1回目のツアーは和菓子と茶道がテーマ。老舗和菓子店がツアー参加者のリクエストに応えてつくる和菓子と、高岡銅器のブランドが手掛けた菓子切りが自宅に届くということで、限定10名の枠は応募多数でかなりの当選倍率だったそうです。

●オンラインツアーでは、参加者同士の連帯感も生まれる!

今回のツアーも高倍率の限定20名。「Zoomのカメラをオンにしてご参加ください」ということで、開始前は緊張していたのですが、いざスタートするとなんともアットホームな雰囲気!

お話をする人たちひとりずつ自己紹介したり、チャットで質問してその場で漁師さん&杜氏さんに答えてもらったりと、ネットならではのいい距離感で楽しく参加することができました。

お刺身と箸ツアー中は、もちろんお土産のシロエビと日本酒をいただきながら! オンライン飲み会の経験がある人ならイメージしやすいかもしれませんが、じつはオンライン中に食べるのは難易度が高いもの。とくに少人数だとしゃべるのに忙しいし、食べている姿が映るのでちょっと恥ずかしい!
でもこのオンラインツアーは「海の幸とお酒を味わいながら語り合いましょう」と事前に通知があったこともあり、そういったプレッシャーもなく楽しむことができました。

漁をする様子人気が高まっているシロエビの資源を守るために、最近では全漁船で漁獲量を均等に配分するプール制をとっていて、さらに認知度を高めるため観光船の運行を始めているそうです。今年のシロエビ漁は10月で終了したので、来年はぜひとも観光船に乗りたい! と参加者のチャットは大盛り上がりしました。

酒樽日本酒のパートでは、若鶴酒造での製造過程をVTRで見せてもらったり、使用している米の種類について教えてもらったりと、まるで酒蔵見学に行っているような気分に。

あっという間の2時間で、思っていた以上に楽しめました。なにより顔を見て実際に話すと親近感が湧いて、「ここに行ってみたい」という気持ちも強くなります。なにも知らずに訪れるより、現地で何倍も楽しめそうです。

この「Online TOYAMA Travel」は12月にも第3回目の開催が予定されているそうで、今からワクワクしています。

気軽に旅行できない、計画を立てにくい状況はまだ続きそうですが、そんな今だからこそ新しい旅行のかたちを試してみるのは大いにアリ! 興味ある地域のオンラインツアーがあればぜひ参加してみてください。

●教えてくれた人
【佐藤望美さん】

女性誌、ママファッション誌、育児誌などで活動するフリーエディター・ライター。国内外の旅行取材も多く、子連れ旅情報をまとめたサイト「FOOTABY!」を運営中

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