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フィンランドの世界一優れた図書館は、トイレもすごかった

●ネウボラと図書館が併設

Oodi以外に、エスポーという郊外のターミナル駅にある公共図書館へも行ってみたのでご紹介します。

音楽隊の演奏会午後の音楽タイムには、10人ほどの音楽隊で演奏が行われ、たくさんのベビーちゃんたちが集結していました。

奥に相談所その奥の黄色い壁には、「ネウボラ」と書かれています。フィンランド語で「助言の場」を意味します。

母親の妊娠期から子どもの小学校入学まで、担当の保健師が子育てに関するあらゆる相談にワンストップで応じる仕組みがフィンランドにはあります。また妊娠中に約10回、産後に15回程度の定期健診や発達相談を受けます。これには、父親やきょうだいが受けるものも含まれます。

その施設が、図書館のキッズゾーンに併設されているのです。検診に来てみて、キッズゾーンのすばらしさを知ったら、生まれた子どもと一緒に来ようと思うきっかけになるかもしれません。また、検診の待ち時間を図書館で過ごせるなんて合理的だと思いました。

●犬もウェルカムな公共施設

本棚の近くに犬を連れた男性もうひとつ、印象的だったのは犬連れOKであること。とくに盲導犬ではない犬でも入場できます。
そういえば、フィンランドの電車内でも、犬をよく見かけます。フィンランドでは公園などでも犬はしっかりとリードを装着しなければならないとされていますが、電車や公共の施設でも連れて入っていいというのも、日本とは異なるところですね。

<撮影/ルミコ・ハーモニー>

●教えてくれた人
【ルミコ・ハーモニーさん】

東京都在住。フィンランド人と結婚し3児の母となり、アーティスト兼活動家。バイリンガルアート集団「LITTLE ARTISTS LEAGUE」の創始者であり、アート・北欧・オーガニック・日本伝統文化などの様々な領域で活躍の幅を広げる。執筆・イラストも手がけるほか、世界のいろいろな事情について語るポッドキャスト番組「LOVE THE WORLD」も更新中。

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