地震後72時間の生存力をつける!疑似体験ツアーが衝撃的
2019.08.31

今年も防災月間が始まります。防災の日である明日、9月1日は、首都圏に大規模な被害をもたらした関東大震災が発生した日です。いざというときに慌てないために今から備えておきましょう。

ライターの朝岡真梨さんライターの朝岡真梨さんが、いつ発生してもおかしくないと言われて久しい「首都直下地震」が起きた後の72時間の生存力をつけるというユニークなツアーに参加。レポートしてくれました。場所は、東京・有明にある「そなエリア東京」という防災体験学習施設です。

災害をイメージする力と判断力を身につける「東京直下72h TOUR」

このツアーでは、タブレット端末を使ってクイズに挑戦しながら、余震が繰り返されるジオラマのなかを、避難場所を目指して移動します。

タブレット端末最初にスタッフの人から簡単な操作方法を教わりながら練習問題を解いてみます。ちなみに私の練習問題は「エレベーターのなかで地震にあったらどうする?」という問題でした。皆さんはパッと答えが浮かびますか? 

正解は「すべての階のボタンを押して一番近い階でおりる」です。
よく考えればわかる問題も、いざというときに行動に移せるだろうか…? と不安を感じました。
端末ごとに違う問題が出るので、周りの人と相談しながら解くのもアリかもしれません。

●エレベーター内で地震が発生。建物から脱出せよ!

エレベーター内で地震が発生次は、10階にいて、エレベーターに乗っている最中に震度7の地震が発生したら…というシミュレーションです。「ドアがあいたら避難口誘導灯と非常放送に従って出口を目指してください」というミッションを告げられて、首からタブレットを下げたままエレベーターに乗り込み、スタッフの方とお別れです。

地震が起こると知っていながら乗り込んだエレベーターですが、電動は思っていた以上に強い揺れでびっくりしました。

思っていた以上に強い揺れでびっくりしかも電気まで消えて暗くなり、ボタンを押しまくっても反応せず、疑似体験だとわかっていても、私は一気にパニックになりました。

停電した薄暗い従業員通路
1階に到着し扉があくと、停電した薄暗い従業員通路という設定の道を、こうこうと光る避難誘導灯を頼りに進みます。知らないビルのなかで、さらに不安は高まるばかり。うっすら聞こえる非常放送で大変なことになっていることは、なんとなくわかるのですが、走って逃げだしたくなる気持ちを抑えて、出口を目指しました。

●外に出たら想像以上の悲惨さにショックを受けた…

ドアから光が見えて、やっと明るいビルの外だ! とホッとしたのも束の間でした。

ホッとしたのも束の間そこに広がっていたジオラマの世界は、震度7の地震に見舞われた直後を想定した街です。

震度7の地震に見舞われた直後を想定した街倒れた家のなかからは助けを求める人の声がします。

喫茶店のキッチンからも火災が発生喫茶店のキッチンからも火災が発生していますが、どれもこれも、私の力ではどうすることもできなさそうな状況に、ただただ言葉を失うばかり。
ここでは、タブレット端末でクイズに答えながら市街地の危険箇所を確認していく体験をします。

看板や室外機が不安定な状態となっている歩くときにも、看板や室外機が不安定な状態となっているので、建物から離れて避難する必要があることなどをクイズに答えながら進んで行きます。

ARを通して見る危険場所の映像ARを通して見る危険場所の映像も、音響も、照明も、どれもがとてもリアルでした。もし気分が悪くなったりした場合には、すぐにスタッフの人に申告してツアーを離脱することもできます。
そして、家具を固定していないと、家の中も悲惨なことに…。

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