今日は「怪談の日」!読者が体験した本当にあった怖い話
ESSEonline編集部
2019.08.13
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今日、8月13日は「怪談の日」。暑くて寝苦しい夜がちょっと涼しくなるような怪談をお送りします。
ESSEonline読者から寄せられた怖~いお話3つ、お楽しみください。

聞いたらだれかに教えたくなる!本当にあった!?怖い話3選

●赤い橋

赤い橋の画像若い頃は車さえあればどこにでも遊びに行った私。その日の夜も友達と食事に出かけてからドライブを楽しみ、いつもどおり家に帰る予定でした。
少し遠くの湖までドライブしてから友達と休憩して、そろそろ帰ろうと思ったところ、時間も遅かったせいか急に眠くなってしまいました。

道を走っていても、目を閉じてしまいそうなくらいに眠くて、とうとう私と友達は、赤い橋がある手前で車を停め、仮眠を取ることにしたんです。

どのくらい眠ったのか、「トントン」とドアを叩く音で目が覚めました。
(だれだろう? 警察かな…)

橋の手前で路上駐車していたので、不審車両と思われたのかもしれないと思い、飛び起きました。
でも、窓の外は真っ暗でなにも見えません。車の外に降りてみてもだれもおらず、暗闇に真っ赤な橋が見えるだけでした。

不審に思いましたが眠気には勝てず、また車内で眠り始めると、今度は「ドンドン」と強めの音で車を叩かれたのです。

これにはビックリして飛び起きたのですが、やっぱり窓の外は暗闇のまま、さすがに気味が悪くなりそろそろ帰ろうと思った途端。

「バンバンバンバン…バンバンバンバン!」

強い力で車が叩かれたのです。一緒にいた友達は声を上げながら泣き出し、私はとにかくこの場所にいるとよくないと思い、エンジンをかけてその場を離れました。

後日わかったことですが、その湖は有名な心霊スポットで、とくにその赤い橋から命を絶つ人が多いとの噂でした。
あのまま橋にいたらどうなったのか…考えると今でも少し怖くなります。
(読者Uさん)

●トンネル

トンネルの内部の写真夏になると恒例なのが肝試し。これは私が仲間とキャンプに行ったときに体験した怖い話です。

私たちがキャンプへ行った場所からそんなに遠くないところに、幽霊が出るという噂がある有名なトンネルがあったので、せっかくなので肝試しに行こうということになりました。

肝試しのルールは簡単で、行きは山道をとおり、帰りはトンネルをくぐって帰ってくるという道のりです。その間、怖いからといってけっして振り向いてはいけないというルール。
3対3のグループに別れ、5分おきに出発することになり、だいたい15分くらでキャンプに戻れるような短いルートでした。

私は最初に出発するグループで、しばらく歩くと、もう使われてないだろうトンネルに到着しました。しんと静まりかえったトンネルに真っ赤なライトがついていて、それが一層不気味な雰囲気。

怖いながらもペースを落とさずに進んでいくと、グループの内の一人の男性が、「あの人はだれ?」と何度も言いながら、正面を見つめています。
私ともう一人の彼女がなにも見えず困っていると、彼はカメラを手にしながら、ルールを破って振り向いてしまい、そのまま今来たトンネルを引き返して行きました。

「ダメだよ! 戻って!」
恐ろしくて振り向くこともできずに男性に言いましたが、彼は「先に行ってて!」と答えて、結局本当に元来た道を戻って行ってしまったようでした。

私と彼女は恐ろしさからトンネルを走って渡りきり、逃げるようにキャンプへと引き返したのです。

しばらくすると後発隊のグループが、私たちを置いて引き返した彼を連れて帰ってきました。
彼は腕に痛みを抱えて道に座り込んでいたところを、後発のグループが見つけたそうです。

彼はキャンプが終わるまでずっと「トンネルの中で前から来る男性がいた。幽霊だと思って写真を撮った」と言い続けていましたが、撮れた写真を見てもなにも映っていませんでした。

彼は戻ってからもずっと腕を痛がっていて、病院で検査をすると腕をなにか強い力で圧迫されて、握力が戻るまで時間がかかるとのことでした。

トンネルで振り向いてはいけないというルールにしたのは、振り向いてしまうと「なにかに」連れて行かれてしまうという噂があるからです。

その後、振り向いてしまった彼とは疎遠になってしまいましたが、もしかしたら彼の腕は連れて行かれてしまったのかな…と感じています。
(読者Tさん)

●ホテル

空の写真彼氏と遠出レジャーに出かけて、夜に近くのホテルに泊まったときのことです。
連休だったせいか部屋はほとんど埋まっていて、あいていたのは赤と黒のコントラストが印象的な一部屋だけでした。

私たちは部屋に入ると疲れた体を放り出し、ホテルのデリバリーを頼んでのんびりすることに。

夏の夜にちょうどよい心霊番組がやっていて、それを見ながら彼がテレビに向かって野次を飛ばしていました。

すると、隣の部屋から「ドン」と壁を突き上げるような音がしました。随分隣はうるさいなぁと思って受け流したのですが、しばらくするとまた大きな音で「ドンドン」と壁を蹴られてしまい、思わず座っていた体が揺れるほどでした。

のんびりムードがだいなしになった彼は、イライラしながらフロントに電話をかけて苦情を言っていたのですが、今度は「パン」という音とともに、部屋の電球が割れて砕けてしまったんです。

事情を説明すると、すぐにフロントマンが部屋に来てくださったのですが、なんというか慣れているのか、よくあることなのか、たいした説明もしていないのに、割れた電球を片づけ、すぐに割れた電球を変えてくれました。

その間も、隣からは「ドンドン」と壁を蹴られていて、彼はフロントの方に苦情を言っているんですが、フロントの方は耳が遠いのか彼の話をスルーしてまったく聞いてくれません。
それどころか、さっさと仕事を終わらせて部屋から出て行きたいみたいでした。

作業が終わったフロントマンが、青い顔をしながら彼を見てやっと口をきいてくれました。
「お客様。先ほどもお聞きしましたが、ここ301なんです。どうしますか? このままお泊りになりますか?」と。

話の意味が解らず、彼が怒っていると、

「ここ301号室なんです。隣の部屋はないんですよ」

と言いました。

そうなんです。なにか違和感があると思ったら、この部屋は端の部屋なので、隣はないんですよね。

テレビからは相変わらず心霊番組のおどろおどろした暗い音楽が流れていて、それを見たフロントマンは足早に部屋を出て行ってしまいました。

彼も私も顔を見合わせて、逃げるようにその部屋を出て行ったのは言うまでもありません。

フロントに降りた彼があの部屋のことを尋ねると、なにも言わずに部屋代を返金してくれました。
いったいあの部屋はなんだったのでしょうか。
私たちの部屋を叩いていたのはいったいだれだったんでしょうか。
今となってはなにもわかりません。
(読者Iさん)

3人の読者が体験した怖いお話。少しは涼をお届けできたでしょうか。
一年に一度の怪談の日。今晩は友達や家族と怪談で盛り上がってみてはいかが?

<文/ESSEonline編集部>