知っているとワイン通!まずは「シャルドネ」から
2019.04.06

ディナーのおともに、また週末のランチやお宅訪問の際の手土産にと、活躍するワイン。もっと詳しくなって、“ワイン通”への第一歩を踏み出してみませんか?
今回はソムリエの福村真弓さんに、基本のワイン「シャルドネ」について教えていただきました。

この1本でドヤれる!シャルドネ基本のキ

今回は王道の白ブドウ品種「Chardonnay」(シャルドネ)。
ワインはあまり詳しくないという方でも、基本の品種をいくつか知っているだけで、より楽しくワインを選んで頂けます。

とくにおすすめなのが、さまざまなスタイルのワインがつくられているシャルドネ。ワインを飲むシーンやお料理に合わせて、シャルドネだけで幅広く楽しむことができます。

シャルドネ

まずはシャルドネの基本からおさえましょう!

・どこで栽培されているの?

フランスがもっとも多く、フランスをはじめワインを生産しているほとんどのヨーロッパの産地、アメリカ、オーストラリア、ニュージーランド、チリ、日本など世界中で栽培されています。

シャルドネは需要が高く、世界じゅうのメジャーなワイン産地にて栽培されているため、国際品種と呼ばれています。冷涼な気候から温暖な気候の産地まで比較的幅広い気候で栽培することができることも世界中で栽培されている理由のひとつです。

・シャルドネの特徴は?

シトラス系のレモンやライムの香りから白桃、さらにはパイナップルのようなトロピカルフルーツの香りがするものまでさまざま。基本的にはニュートラルな香りと味わいのため、樽との相性がよく、樽熟成したスタイルのワインもあります。
樽熟成や醸造方法の違いにより、バニラやナッツのような香りを呈するワインもあります。

味わいにおいても、酸が高くすっきりしたライトなスタイルから、アルコールが高くリッチでフルボディーなスタイルまでさまざまです。
多様な気候の下で栽培されるシャルドネは香りも味わいもバラエティー豊か。ぜひ、お好みのシャルドネを見つけてみてください。

シャルドネの王様・フランスのブルゴーニュ産から、絶対おすすめの1本!

世界中で栽培されているシャルドネですが、王道の産地と言えば、フランスのブルゴーニュ地方です。
まず最初に飲むなら「アルベール・ビショー」!

ヴィエイユ・ヴィーニュ【香り】

よく熟れた青リンゴや洋ナシの香りにほのかにバニラやアーモンドの甘く香ばしい香りが感じられます。上品で複雑な香りに高級感があります。

【味わい】

しっかりとした酸があり、ドライで全体的にシャープな印象です。余韻にも熟した青リンゴや香ばしいナッツなどの複雑な味わいが続きます。白身魚から鶏肉・豚肉のグリルなど幅広く合わせられるワインです。

【飲むシチュエーション】

王道のブルゴーニュのシャルドネは贈答用にもぴったり! お食事も幅広く合わせられますので、ホームパーティでさまざまなお料理と合わせて飲むワインにおすすめです。お魚やお肉だけではなく、チーズやグラタンなどクリーム系のお料理にも合う白ワインです。

白ワイン・アルベール・ビショー ブルゴーニュ シャルドネ ヴィエイユ・ヴィーニュ
生産国:フランス 希望小売価格:2630円(税別) 輸入元:メルシャン

【シャルドネを選ぶときのコツ】

ワインは基本的にブドウが収穫されたときの収穫年が表示されています。とくに当たり年と言われ、非常に天候に恵まれてよいブドウが収穫できたのは、2015年のブルゴーニュ地方。

2015年のブルゴーニュ地方ぜひ、レストランで「2015年のブルゴーニュ産のシャルドネはありますか?」とちょっと通にオーダーしてみてくださいね。

●教えてくれた人
【福村真弓さん】

ワイン・コラムニスト、イタリア大使館認定ソムリエ。イタリアワイン・マスターズにおいて、2011年ヴィーノ・ノービレ・ディ・モンテプルチアーノ大使に任命される。また、翌年の2012年には日本で開催されるイタリアワイン・ベストソムリエコンクールで優勝。さらに世界のワインの見識を深めるべく、世界最大のワイン教育機関Wine&Spirit Education Trust(WSET)認定 Level 3 Advancedを取得。現在は、「ワイン王国」や「Wine-What!?」のテイスターを務める

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