スプレー式、スカーフタイプ…etc.夏に大活躍の「ひんやりグッズ」。その実力をサーモグラフィーで検証してみた
2016.07.15
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 暑い夏を乗りきるのに欠かせない「ひんやりグッズ」。スプレータイプやスカーフのように首に巻く形状のものなど、いろいろな商品が登場しています。そこで、どの商品がどれくらいの時間冷却できるのか、その実力をFCG総合研究所にて実験しました。

サーモグラフィーを使って計測!

 商品を説明書に従って塗布または装着し、時間による皮膚の表面温度の変化を計測していきます。

(※サーモグラフィーで撮影した画像は、赤色→黄色→緑色→青色になるにつれ、温度が低くなったことを示します)

●クールオン持続型冷却スプレー

クールオン持続型冷却スプレー ハンカチやタオルなどに約2秒間スプレーし、冷やしたい部位に当てるだけ。使用前に缶をよく振り、布地から5㎝ほど離して噴射する。

・冷却前〈ひじの内側〉:33.7℃

・冷却直後:29.9℃(-3.8℃)。タオルに噴射し、ひじの内側に当てて冷却。スプレー直後に一気に3.8℃下がり、寒くなるくらいの冷たさ

・20分後:31.5℃(-2.2℃)。冷却直後からじわじわと温度が上昇。ひんやり感は弱まったが、中心部分は気持ちいくらいの冷たさ

・60分後:33.0℃(-0.7℃)。さらに温度が上がり、60分で33.0℃、70分で冷却前の温度を超える33.8℃に推移

◎クールオン持続型冷却スプレーは60分持続した!

●ひんやりシャツシャワー

ひんやりシャツシャワー ワキや背中、衿元など、衣類の汗をかきやすい部分に1、2回スプレーすればOK。ミント&グレープフルーツのさわやかな香り。

・冷却前〈肩〉:33.0℃

・冷却直後:31.7℃(-1.3℃)。シャツの肩部分に噴射。じんわりと肌が冷え、ちょうどよい清涼感。広範囲が冷たくなった

・20分後:28.2℃(-4.8℃)。ゆるやかに温度が下がり、冷却前に比べて、4.8℃低下。さらにひんやり感がアップし、キンキンの冷たさ

・60分後:31.5℃(-1.5℃)。30分後から温度も上がり始めたが、60分後でも気持ちい冷たさ。90分後でも31.9℃と長時間冷却効果あり

◎ひんやりシャツシャワーは90分持続した!

●しろくまのきもち

しろくまのきもち 水に約3~5分浸してふくらませ、タオルなどで表面の水を軽くふいて首に巻くスカーフタイプ。水洗いして繰り返し使えるから経済的。

・冷却前〈首〉:34.0℃

・冷却直後:31.4℃(-2.6℃)。スカーフと接触部分のみ冷却され、心地よいひんやり感。ベタつかずサラサラした印象

・20分後:29.8℃(-4.2℃)。さらに冷却され、20分後に4.2℃低下。30分後には4.9℃下がり29.1℃と、4つのなかでいちばん温度が下がった

・60分後:29.4℃(-4.6℃)。30分以降徐々に冷たさは弱まったが、ぬるいレベルではない。90分後も30℃とひんやり感がかなり続いた

◎しろくまのきもちは90分持続した!

●どこでもアイスノン冷感ボディジェル

どこでもアイスノン冷感ボディジェル 適量を手にとり、首すじや腕、脚などにのばすようになじませるだけで簡単に冷却できるボディジェル。清涼感のあるスペアミントの香り。

・冷却前〈ひじの内側〉:33.6℃

・冷却直後:30.7℃(-2.9℃)。一気に冷却され、温度が2.9℃低下。クールオン持続型冷却スプレーに次ぐかなり強い冷たさ

・20分後:33.3℃(-0.3℃)。10分後はひんやり冷たかったが、20分後には33.3℃とわずかに冷たさを感じる程度。冷却時間は短い時間に

・60分後:33.7℃(冷却前に戻った):20分後も徐々に温度が上がり、30分後には冷却前の温度に戻り、60分後には冷たさは感じられなかった

実験結果

 商品によって、温度低下の推移に差があることがわかりました。どれも冷却効果は持続しましたが「ひんやりシャツシャワー」と「しろくまのきもち」は約90分と長時間ひんやり感が持続することが判明。

<結論>
約90分と長時間ひんやり感が持続するものも。用途によって商品を上手に使い分けて!

<監修/FCG総合研究所

クールオン 持続型冷却スプレー

衣類用冷却スプレーです。ハンカチやタオル等にスプレーした後、冷やしたい部位に当てるだけ。冷却効果が持続します。


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スプレーするだけで涼感&消臭対策ひんやりシャツシャワー。気化熱とメントールの涼感効果で、シュッとスプレーするだけでひんやり気持ちいい冷涼感が得られます。