桜や桃の枝を花ビンに生けるコツ。こうすればぐらつかない
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2019.02.23

季節によってさまざまな種類の切り花がありますが、「花木(かぼく)」を意識したことはありますか? 花または果実を観賞するために、庭植えまたは鉢植えにして利用される木のこと。

「桃、桜、梅など、これら花木が花屋さんに切り花と一緒に数多く並ぶのは、春だけの楽しみなんですよ」と語るのは、フラワースタイリストで草月流師範でもある梅田佳苗さん。

ここでは花木を家の花ビンに生けるコツを教えてもらいました。

花木を花ビンに生けるコツ
春の醍醐味!花木を家でも楽しみましょう

いけばなの技術を活用!桜、桃、梅など、花木を花ビンに生ける方法

●筒型の花ビンが使える

花木を花ビンに生けるコツ生け方ですが、枝ものなので、しっかり・どっしりした花ビンをおすすめします。とくに初心者におすすめなのは、筒状で、上から下まで直径の変わらない寸胴タイプ。今回は中が見えやすいよう、透明なガラスの花ビンを使います。

●いけばなの技術「縦の添え木留め」

花木を花ビンに生けるコツ
花ビンから斜めに枝を出したいとき、長いままの枝では傾斜がつけられません。とくに流れが天に向かうような枝は花ビンの縁でぐらつくため、しっかりと留める必要があります。そこで、図のように花瓶の底から枝を一本たて、そこに見せたい枝をかませて留める方法を、「縦の添え木留め」といいます。

●切り口を壁に沿うよう斜めに切る&割りを入れる

花木を花ビンに生けるコツ欲しい長さの枝を準備したら、切り口を壁に沿うように斜めに切りましょう。こうすることでグラつきにくくなります。そして切り口の真ん中にハサミを入れて「割り」を入れます。拳1個分ぐらいの長さの割りが目安。

●花ビンの底から立てる枝の長さ=花ビンの高さ

花ビンの高さと同じ長さの枝を準備し、上の切り口を斜めにします。こちらも同様に割りを入れます。かませる2本の枝の太さは同じぐらいの方がうまくいきやすいです。

●割を入れた2本を咬ませる

花木を花ビンに生けるコツ写真のように、割りと割りをかませましょう。2本目もかませ、3本目は最初の2本が交差している部分へ入れれば留まります。

花木を花ビンに生けるコツほかの花をたしてアレンジするのもすてきです。ここではカーネーションと生けました。

枝を生けるのは難易度が高いですが、マスターするとグッと生けられるお花の幅が広がります。ぜひ挑戦してみてくださいね。

●教えてくれた人
【梅田佳苗さん】

フラワースタイリスト、草月流師範。2011年フラワーユニット・ネノウワサ(現・ねのうわさ)を立ち上げ、ギフト、イベント装飾などを手がける。2016年から「knot end flower」として、空間装飾、撮影、執筆など、幅広い分野で活動。ワークショップなどの最新情報も公式サイトで更新中