斎藤工さんが「通行人の役でもいいから出たかった」映画とは
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2019.02.07
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俳優業にとどまらず、監督業や移動映画館など、活動の幅を広げている斎藤工さん。
「通行人の役でもいいから、この映画に出してほしい」
そんな熱い気持ちで、オーディションから挑んだという映画『家族のレシピ』の公開を前に、食に関するエピソードや映画への思いを語ってくれました。

斎藤工さん
斎藤工さんがどうしても出たかった映画とは?

日・仏・シンガポールの合作映画『家族のレシピ』。どんな形でもいいからこの映画に関わりたかった

映画『家族のレシピ』はシンガポールと日本の外交関係樹立50周年を記念してつくられた作品。
「監督のエリック・クーは、世界を舞台に戦っているアジア発のクリエイター。前から大ファンだった彼が日本人キャストを探していると聞き、どんな形でもいいから関わりたかったんです」と斎藤さん。

モチーフとなるのは、日本のラーメンと、豚の骨つき肉をスパイスと一緒に煮込んだシンガポールの「バクテー」という、2つの国で長年親しまれてきたソウルフード。
斎藤さん演じる、日本人の父とシンガポール人の母の間に生まれた青年、真人が、幼い頃に亡くなった母の日記を見つけたのをきっかけにシンガポールへ旅立ち、自分のルーツと向き合っていく姿が描かれます。

初めて経験するシンガポールでは、撮影の合間に街歩きを楽しむ時間もあったそう。
「1日の労働時間が決まっていて、夜中まで撮影が続く…ということがないので、とっても健全でしたね。ぜひ日本にも導入したい(笑)。僕は毎日のように映画館に行ったり、屋台でご飯を食べたり…。撮影のために行ったというよりも、普通に生活をしていた感覚です」

映画を観ることで、夢の選択肢が広がる

2014年から、斎藤さんは俳優業や監督業と並行して「cinema bird(シネマバード)」という移動映画館のプロジェクトに取り組んでいます。
これはみずから発案した企画で、被災地や映画館のない地域の人々に向けて、「劇場で映画を観る」という体験を届けるというもの。これまでに宮城や福島、熊本といった国内のほか、海外でも開催されています。

「今は映画館がない地域が増えていて、劇場で映画を観たことがない子どもも多いんです。さまざまな大人の生き方や職業を疑似体験できるのが映画のよいところ。それがきっかけとなり、子どもたちの夢の選択肢が増えるのも、上映の意義だと感じています」

また、「“知らない人たちと時間を共有する”ことも、劇場で映画を観ることのよさ。食と同じように、一緒になにかを感じた時間というのは、とても豊かでメモリアルな経験だと思います。そうした時間を、日常的なこととして味わってもらえたら」とプロジェクトへの思いを話してくれました。

ほかにも、ESSE3月号では斎藤さんのプライベートでの食事にまつわるエピソードや写真が掲載されています。こちらもぜひチェックを!

【斎藤工さん】
1981年生まれ、東京都出身。2001年に俳優デビュー。近年の出演作に『昼顔』『去年の冬、きみと別れ』『のみとり侍』など。初長編監督作『blank13』では国内外の数々の映画賞を受賞。主演映画『家族のレシピ』は3月9日より公開

<撮影/岩澤高雄 取材・文/ESSE編集部>

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