冬の夜、失敗せずにイルミネーションを撮影する方法
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2019.02.11
所要時間: 2

まだまだ日が沈むのが早い2月。街や野外イベントなどで、冬ならではの暗闇に輝くイルミネーションを楽しむ方も多いのでは。

「冬は空気が乾燥して澄んでいるから、イルミネーションがきれいに見えます。ポイントさえ押さえれば、きれいな輝きを写真に撮れますよ」
そうアドバイスしてくれたのは、写真教室を主宰する西村りつ子さん。

冬の風物詩、イルミネーションをきれいに切り取る方法を教えてもらいました。

イルミネーション撮影
イルミネーションは冬の夜の楽しみです

イルミネーションを写真に撮って、思い出に残そう!

●ポイント1:夜より日没直後!「ブルーアワー」を狙って

「イルミネーションの撮影=夜」と、思われがちですが、おすすめの時間帯は夜ではなく、まだ少し明るい日没直後の数十分です。理由は、写真を見れば一目瞭然。

イルミネーション撮影いかがですか? 夜撮る写真とはひと味違い、風景が深い青色に染まっています。この写真は川があるところなので、空の色が反射して、一面が同じ色調になりました。幻想的な雰囲気です。

短い時間ではありますが、夜では撮れない写真が撮れるこの時間を「ブルーアワー」と言います。自然が見せてくれる、数十分の芸術です。

イルミネーション撮影こちらは夜の写真。

イルミネーション撮影こちらはブルーアワーの写真。まさに群青色の世界。こんなにも雰囲気が違います。

イルミネーションを見に行くときは、ぜひ早めの時間から出かけて、ブルーアワーを狙ってみてくださいね。

●ポイント2:人混みで撮るときは、アングルに気をつけて!

イルミネーションのイベントで人気のある場所は、人でいっぱいになっています。そんなとき、どう切り撮ればよいでしょうか。

電飾に寄って撮影してみましょう。そのとき、周りの雰囲気がわかるアングルを探すのがおすすめです。

イルミネーション撮影こちらの写真は光のトンネル内で撮影したのですが、右下にトンネルの先を少し入れることで、このイルミネーションが大きく、撮影者がイルミネーションの中にいることが伝わります。また、人混みの様子をほんの少しにしたことで、混雑具合も気にならない程度になりました。

また、イルミネーションだけを切り撮るように、人の頭が入らない位置を探すのもおすすめです。その際は、構図を気にかけるとおしゃれな写真に。

イルミネーション撮影この写真の場合、対角線構図を意識しました。写真の右上から左下にイルミネーションが流れるように集結しています。

●ポイント3:人とイルミネーションを撮るときは、玉ボケを狙って!

イルミネーション撮影キレイと思って、「ここに立って!」とイルミネーションと写真を撮っても、「あれ? 見ているとおりに撮れていない?」とがっかり…。実際に見ているイルミネーションより、光が小さくなって、きれいに撮れないなんてことはありませんか?

イルミネーション撮影そんなときは、イルミネーションから少し離れたところに立ってもらい、自分は被写体に近づいて撮影してみてください。イルミネーションが玉ボケになって、光の粒が大きく写ります。

イルミネーション撮影そしてもうワンランクアップの写真にするには、一面がイルミネーションになる場所を探すこと! 上の写真と比べて光の粒が多く、光に囲まれている様子が幻想的です。

このとき、被写体に動かないようにじっとしてもらうのもポイントです。夜の写真はぶれやすいので、撮る方も、しっかりかまえるか三脚を使いましょう。

ぜひイルミネーションと写真を一緒に楽しんで、すてきな1枚を撮ってください。

●教えてくれた人
【西村りつ子さん(撮影・文)】

奈良県在住。3人の子どもを育てる傍ら、自宅やカフェで不定期で写真教室を開催。手づくり雑貨や、毎日の暮らしぶりをSNSで発信中

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