<養子縁組やってみた>運動会でうーちゃん、まさかの大活躍!?
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2018.10.29

49歳の漫画家・古泉智浩さん。古泉さん夫婦と母(ばあちゃん)、里子から養子縁組した長男・うーちゃん、里子の長女という家族5人で暮らしています。

スポーツの秋。うーちゃんの保育園でも運動会があったそうです。古泉さんもひとつだけ競技に出場したそうなのですが…。

ダンスが大好きなうーちゃん。運動会のダンスはうまく踊れたのでしょうか。

保育園の運動会がありました。昨年は親子で手を繋いでの競走やちょっとしたダンスだけしか出番がなかったのですが、年少クラスの今年はいろいろな競技があって見応えがありました。

うーちゃん、保育園でのダンスは常にズボンのポケットに手を入れたままつっ立っているだけだったり、シャツの裾を口にくわえたままつっ立っているだけだったのですが、ダンス教室のおかげか、最近は熱心に練習に取り込んでいます。

ダンス中年少クラスのハロウィーンダンスも見事に踊ってくれるものと思っていたら、みんなが踊り出した途端、座り込んで動かなくなってしまいました。先生に立たされても踊ろうとせず、結局そのままつっ立ったままでした。

「なんで踊らなかったの?」と終わってから聞いてみました。
「恥ずかしかったんだ」
と言って照れくさそうにしていました。

●リレーに参加したうーちゃん。変なことにならなければよいのだけれど

次の競技はリレーでした。うーちゃんが競技の意図を理解しているのか非常に不安でした。

輪っかを手に持って走って、直線コースの先にあるイスに座った先生の周りをぐるっと回って折り返して戻って次の走者に渡します。

わっかうーちゃんの順番が来て、変な方向に走って行ったり途中で寝転がったりしないかハラハラしながら見ていると、そこそこ普通に走って戻って来て次の人に輪っかを渡していたのでほっとしました。

チームとしては負けてしまいましたが、うーちゃんはとくに速くも遅くもなく、無事走り終えていました。速ければ確かにうれしいですが、変なことにならなくてよかったです。

●玉送りでは、うーちゃんの活躍っぷりに息が止まりそう!

上のクラスの競技や出し物のあと、うーちゃんは玉送りに出ました。玉送りは2つのチーム対抗で、床にちらばった玉を先生の持っているカゴに速く全部入れ終わった方が勝ちというゲームです。

玉運びみんながひとつずつ手に持ってカゴに向かう中、うーちゃんは5つくらいの玉を一度に抱えて運んでいました。そんなうーちゃんの活躍が貢献したのかチームが勝利し、あまりの活躍っぷりに見ていて息が止まりそうになりました。

●父兄参加のリレーに参加した古泉さん。ふくらはぎに不吉な感覚が…

父兄参加の、リレーに僕も出場しました。よそのお父さん方は非常に若く美しいのですが、僕はともすればおじいちゃん世代であり、ここで若さや体力を見せつけておこうと意気込んでいました。ちょうどその1週間前に地元のマラソン大会に出場したばかりで、脂がのりまくっています。

ぼくは2番手走者でバトンを受け取り走り始めました。前を走る先生チームの人をコーナーの内側から抜いたときに、右足ふくらはぎに「プツン」となにかが切れるような不吉な感覚がありました。

足が痛いそのまま抜き返されることなく、次の走者にバトンを手渡すことができましたが、ゴールしたあとは普通に歩けなくなってしまいました。完全に年寄りの冷や水でした。もうリレーは引退しようと思います。

こうして盛りだくさんのわりにはお昼前にすべての競技と出し物が終わり、家族でラーメンを食べて帰宅しました。来年はもっとたくさんの競技や出し物に参加するようになるらしく、考えると今からヘトヘトです。

【古泉智浩さん】
漫画家。1969年、新潟県生まれ。93年にヤングマガジンちばてつや賞大賞を受賞してデビュー。里子を受け入れて生活する日々をつづったエッセイ『うちの子になりなよ ある漫画家の里親入門』、その里子と特別養子縁組制度をめぐるエピソードをまとめたコミックエッセイ『うちの子になりなよ 里子を特別養子縁組しました』など著書多数。古泉さんの最新情報はツイッター(@koizumi69)をチェック!

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