本場アメリカのスキレット使い!いつもの肉がキャンプのおいしさに
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2018.10.25

アメリカ・シアトルに住んで十数年。子育てに奮闘するエディターのNorikoさんに、現地で話題のフードやライフスタイルを紹介してもらいます。
今回は、日本でも人気が高まりつつあるアメリカの伝統的調理器具、スキレットについて。

スキレット
フライパンや鍋の代わりに!家庭料理でも使えるスキレット

アメリカ伝統のスキレット。普段の料理に使うのがおしゃれでおいしい!

●一生モノの鍋、スキレットとは?

キャストアイアン(鋳鉄)のフライパンはスキレットと呼ばれ、ダッチオーブンとともにアメリカで親しまれている調理器具です。
その頑丈でびくともしない構造から、アウトドアでも大活躍。スキレットを使い、炭や薪の直火でじっくり焼いた肉や野菜は格別です。

普段の料理で使うそれが今、アメリカの家庭ではアウトドアだけでなく、普段の料理で使うのがトレンド。
ここ10年ほど、シアトルを始めアメリカ都市部の食通たちに注目され、レストラン業界で流行していた「スキレット料理」が、最近になって家庭でも取り入れられるようになった、というわけです。

スキレットを使うことで、「いつもの料理のおいしさが増す」というのが人気の理由。
鋳鉄のスキレットはいったん熱くなれば冷めにくく、じっくりと調理ができ、食材に均等に火が通るので、うま味が凝縮されるのです。

●料理ベタな夫もハマる、スキレットのすごさ

わが家には、夫からの「母の日ギフト」としてやって来たスキレット。プロも多く使用するという地元の高級ブランドのもので、お値段もそれなりのもの。
これまでスキレットなど使ったこともなかった私ですが、せっかくの高価なプレゼントを無駄にするわけにもいかず、恐る恐る試してみました。

まずスキレットと聞くと、肉を焼くときに使うイメージがあります。スキレット全体が熱くなるまで、なかなかの時間を要しましたが、いざ肉を焼き始めるとスムーズ。
ひっくり返すときもくっつかずに、きれいな焼き色をつけて、中までゆっくり火を通すことができました。

肉がおいしいなんと言っても、味が違う! キャンプで焼いて食べる、あの肉のおいしさが家庭で再現できます。分厚いステーキでも大丈夫。

10インチの深型タイプ焼く以外に、炒めても、煮ても、揚げても、蒸してもよし。
10インチの深型タイプのフライパンは、オールマイティーの優秀キッチンツールとわかり、目からウロコです。

そのままオーブンへコンロで使って、そのままオーブンに入れられるのも便利。たとえばグラタンやドリアをつくるにしても、スキレットごとワンプレート料理として食卓に出せるオシャレな見た目もポイントが高い。
オーブンを使ったお菓子やパンづくりにも使えます。

テフロン加工のフライパンと違って、肉や野菜を焼きながらナイフでカットという荒ワザもスキレットなら可能。ちょっとした時間と手間、洗い物を省けるのは、小さな子どもがいる家庭にはうれしいですよね。

料理がまったくできない夫も、トルティーヤを焼いてパリパリにするのが楽しいらしく、喜んで使っています。
パンケーキはふっくら、ギョーザもジューシーに焼けますよ。

●思ったより手入れも簡単

中華鍋を使ったことがある方は、同じ方法で手入れできるので、あまり抵抗がないかもしれません。
調理後は、タワシなどを使ってきれいにしたあと、コンロで熱して水分を完全に飛ばします。そして、油をうっすらと塗ってさび止めを。これを、「シーズニング」といいます。

見た目でわかるとおり、かなり重く、いったんしまい込むと出し入れが面倒なので、わが家ではコンロ台の上に出しっ放しにしています。
ほぼ毎日使うので、それでも問題ありません。使い込むほどに味が出てくるというので、今後どうなるか楽しみです。

料理好き、アウトドア好きの男性へのギフトにしても喜ばれそうですね。

●教えてくれた人
【Norikoさん】

アメリカ・シアトル在住。現地の日系タウン誌編集長職を経てフリーランス・エディター/ライターとなり、日米のメディアに旅行情報からライフスタイル、子育て事情まで多数の記事を寄稿する。著書に『アメリカ西海岸ママ~日本とは少し違うかもしれない、はじめての妊娠&出産~』(海外書き人クラブ刊)、共著書に『ビックリ‼世界の小学生』(角川つばさ文庫)

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