【汗とにおい撃退Q&A】気になる悩みに答えます。制汗剤の効果を長続きさせるコツも!
2016.07.13
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 暑さが本格化するこれからの季節、気になるのが汗とにおい。しっかりケアしているつもりでも、悩みはつきません。そこで、今回は暑い夏を快適に乗りきるための汗とにおいの撃退法をプロに教えてもらいました!

鼻をつまむ女性Q:どうして汗はにおうの?

A:汗ばむ季節になると、気になるのが汗のにおい。でも、じつは「汗は水分なのでほとんどにおいません。皮膚の上にある細菌が汗で繁殖し、においが生まれるんです」(五味クリニック院長・五味常明先生)。

汗がにおい始めるまでは通常1~2時間のタイムラグが。「ただし、疲れやリンパのつまりなどが原因で汗腺の機能が落ちると、かきたての汗もにおいます。

汗臭さを強める重炭酸イオンや、分解後にアンモニアになる尿素などが多く分泌されてしまうためです」(同)。

クーラーの効いた部屋にいて、夏でも汗をかかないことが多い人は要注意。半身浴などでしっかり汗をかくよう、心がけて。

Q:疲れていると、においが強くなるって本当?

A:「本当です。疲れがたまると、肝臓の機能が弱まり、血液中のアンモニアが解毒されないまま、汗腺に放出されます。これが、においのきつい汗をかく“疲労臭”の原因に」(五味先生)。

アンモニア分解に役立つオルニチンを多く含むシジミや、疲労回復を助けるクエン酸を含む梅干しやレモン、リンゴ酢などを積極的に摂取してみて。

Q:いつも首から上だけ汗がとまりません。これがホットフラッシュ?

A:「汗腺は、下半身から働きが悪くなるため、代償的に上半身の汗が多くなります。
“ホットフラッシュ”は更年期障害の代表的な症状ですが、下半身の冷えやむくみが原因で汗腺機能が低下している可能性も」(五味先生)。

若い世代でも油断は禁物。軽い運動をしたり、半身浴でよく汗をかくなど、日頃から汗腺トレーニングを心がけましょう。

Q:制汗剤の効果を長続きさせるコツは?

A:「シートなどで汗をふき取り、肌を清潔にしてから制汗剤を使うと、効果の持続が期待できます」(ニベア花王・吉田さん)。

長時間の汗・におい対策にはロールオンなどの直塗りタイプがおすすめ。
「効果の持続性はその日の服装や気温、運動量によっても変わります。大量に汗をかいたときには、適宜塗り直すようにすると◎」(ライオン・山岸さん)。

ESSE読者の「気になる汗とにおい」アンケート結果

 300人アンケートを行った結果、じつに95%が「汗やにおいが気になる」と回答。とくに気になるのは「自分のにおい」(53%)で、汗をかくことよりも「汗がにおうこと」(63%)を不快に感じる人が多数でした。

●汗のにおいが気になる部位は?

足の裏【1位】わき
【2位】足
【3位】頭皮

 1位は「わき」。「ちょっと動くだけでわきが汗でびしょびしょに…」(秋田県・35歳)などの悩みコメントが多数寄せられました。また、「靴を脱いだ瞬間、家族に臭いと言われる」(大阪府・39歳)、「頭皮のにおいが気になって仕方ありません」(埼玉県・45歳)という声も。

●汗のにおい対策はしていますか?

 8割以上の読者がにおい対策を実践。でも、「どこまで予防したらいいのかがわからなくていろいろ試すものの、いつも不安」(東京都・32歳)、「制汗スプレーや柔軟剤と混ざっていやなにおいになってしまうときがある」(愛知県・38歳)など、悩みはつきません。着替えや汗対策グッズで荷物が増えるのも悩みの種のよう。

●家族の汗のにおいは気になりますか?

「息子3人に夫、と4人も男がいるせいか、家じゅうが臭い気がします」(三重県・40歳)、「夫が臭い!」(北海道・33歳)など、男性のにおいに悩む読者からの悲鳴が殺到。でも、なかには「娘の足が臭くて、友達からいじめられたりしないか心配」(岐阜県・45歳)という人も。

【五味常明先生】
五味クリニック院長。ワキガ・体臭・多汗治療の専門家として活躍。『デオドラント事典』(日本文芸社刊)など著書多数

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