コンビニで買える“進化系”クラフトビールの新製品。塩やコショウ入りも!
2018.08.08
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今、ビールの世界ではクラフトビールがブーム。
大手ビールメーカーも、ブームにのってクラフトビールに参入。こだわりの味わい、ユニークな副原料を使った独創的なビールが新たに登場しています。
なかでも、とくに気になった新商品3本を飲んでみました!

クラフトビール

コンビニでクラフトビールが買える時代!こだわりの味をチェック

「じつは日本では、クラフトビールのはっきりした定義がありません。そのため、いわゆる大手メーカーで大量生産したものではなく、品質や味わいの個性にこだわってつくられた、多様性のあるビールのことを指していることが多いようです」と話すのは、グルメ事情に詳しい編集・ライターのさわゆかさん。

「ビールそのものは、2018年から国で定められている条件が変わり、原材料である麦芽の使用割合は67%以上から50%に緩和されました。そのほかの原料、いわゆる副原料についても、今まで使えなかった果実・果汁や香辛料が使えるようになり、これまでよりビールの開発が活発になってくることが期待されています」

さわさんに、3本のクラフトビールを飲み比べしてもらいました。

●スパイスで味をひきしめ! 新時代のビール「グルメビア」

グルメビアこちらは、ビールの新定義が活かされた「グルメビア」。大手ビールメーカーのサッポロビールの子会社、ジャパンプレミアムブリューがつくっています。
「グルメビアの特徴は、なんといってもアルペンザルツ(食塩)と黒コショウ、ライムピールが使われていること。以前は、これらの材料を使ったものはビールと呼ぶことができなかったので、まさに新時代のビールと言えます」

塩を使っているというと、しょっぱそうな気がしますが、そんなことはまったくなし。
「塩のうま味がビールの風味やコクを引き上げて、飲みごたえのある味になっています。後味にライムピールのさわやかさや、黒コショウのスパイシーさが加わって、濃い味ながらもすっきり。じっくり飲んで、ぜいたくな気分にひたれる味わいです」

一部地域のファミリーマート、サークルKサンクス、首都圏のスーパーマーケットでの限定販売。

・グルメビア アルコール度数5% 350ml/288円(税込)

●真夏の夜にゴクゴク飲みたい! さわやかな味と香りの「グランドキリン ギャラクシーホップ」

グランドキリン ギャラクシーホップキリンのアイコン、麒麟が天体望遠鏡をのぞく姿がキュートなこちらの缶。夏限定「グランドキリン ギャラクシーホップ」です。
「銀河を意味する『ギャラクシー』ですが、じつは『ギャラクシーホップ』とは、全世界のホップ生産量のうち0.5%未満しか取れないという希少な品種の名前。なんだかロマンを感じますね」

缶には「SESSION IPA」とあります。これは、ビールのスタイルを示す言葉です。「IPA(アイピーエー)」は、ホップがたくさん入っているために苦味があり、アルコール度数が高いビール。「SESSION IPA」は、IPAの特徴は残したまま、アルコール度数を下げたもの。

「飲んでみると、ホップならではのかんきつ系の香りがさわやかで印象的です。後味に苦味がありますが、口の中をさっぱりさせてくれるので、あとをひくおいしさ! 真夏の暑い日に、ゴクゴクと飲みたくなる味です」

・グランドキリン ギャラクシーホップ アルコール度数4.5% 350ml/267円(税込)

●白ワインのようにフルーティ!やさしい味の「グランドキリン ホワイトエール」

グランドキリン ホワイトエールこちらも「グランドキリン」のシリーズです。「グランドキリン ホワイトエール」は、「ネルソンソーヴィンホップ」という、ブドウのような香りが特徴のホップが使われています。
白ワインのようなフルーティな香りとやわらかな口当たりを、ぜひグラスで楽しんでほしい、とのこと。せっかくなので、グラスと缶の両方で飲んでみました。

「グラスに注ぐと、泡のキメ細かさが目に入ります。泡でしっかりとフタがされるせいか、飲むとさわやかなブドウの香りが口いっぱいに広がって、後味はまさに白ワイン! しかし、アルコール度数は今回飲んだなかでいちばん高いので、まろやかながらしっかりした味わいです。缶で飲んでみてもおいしいですが、グラスの方が、より香りが楽しめました」

・グランドキリン ホワイトエール アルコール度数5.5% 350ml/267円(税込)

こだわりのあるビールはやっぱり少しお高め。ですが、そのぶん個性的で豊かな味わいで、飲んだあとの満足感が違います。
たまには、自分へのごほうびに、こだわりのビールを手に取ってみてはいかがでしょうか?

●教えてくれた人
【さわゆかさん(写真・文)】

お酒と食べ歩きが大好きな編集者、ライター。その知識を活かして料理専門誌『料理王国』の編集に携わるほか、飲食店や食品をメディアで紹介するためのプロデュース業務なども行う