<古泉智浩の養子縁組やってみた>ばあちゃん大好き!4歳児の重~い愛って?
2018.08.06
  • この記事を
    シェア

49歳の漫画家・古泉智浩さん。古泉さん夫婦と母(ばあちゃん)、里子から養子縁組した長男・うーちゃんと、里子の長女という家族5人で暮らしています。

74歳のばあちゃんはうーちゃんにメロメロ。ただし、ひとつだけ心配なことがあるそうです。古泉さんに詳しく教えていただきました。

お風呂場から悲鳴が! うーちゃんとばあちゃんの間にいったいなにが!?

うーちゃんは4歳になった今もおんぶや抱っこが大好き。妻と買い物に行くときは抱っこひもを使わせ、妻の腰にダメージを与えています。断って歩かせればいいのですが、ついかわいくてだっこしてしまうのです。

それは74歳になるばあちゃんも同じ。うーちゃんが家に来る前はポットを持って2階に上がることでさえも「きつい」と言っていたのに、最近は15~6キロもあるうーちゃんを抱いて階段を昇り降りしています。

ところが、先日、腕を痛めてしまい、だっこをすることができなくなってしまいました。これをきっかけに、おんぶにきり替えたのですが、これがうーちゃんのお気に入りに。ことあるごとにばあちゃんにおんぶをねだります。

うっとりの表情うーちゃんに猫なで声でねだられると、メロメロになって背中を差し出してしまうのです。ばあちゃんの背中で、うーちゃんはうっとりとした恍惚の表情で頬を背中にこすりつけます。

●かわいくて怖い!ビチョ濡れのうーちゃんが背中にダイブ

風呂上りすきあれば、ばあちゃんにおんぶをねだるうーちゃん。最近は風呂上がりに、脱衣場から大声で「ばーちゃーん」と叫んで呼びます。一人でリビングに歩いて行けばいいのに、大した距離ではありません。でも大好きなばあちゃんにどうしても迎えに来てほしくて呼ぶのです。

ばあちゃんも食事を終えて一服してテレビを見ているところですが、呼ばれて仕方なく迎えに行くと、全裸でビチョ濡れのうーちゃんが足ふきマットの上で待っています。その状態でおんぶをせがむので、母は自分の服が濡れないように背中にタオルをマントのように乗せてスタンバイ。

お風呂まで迎えにきてくれたのがよっぽどうれしかったのか、ばあちゃんの背中に勢いよく飛び乗ろうとするうーちゃん。元気なのはいいことですが、ずっしり重いうーちゃんのダイブは、高齢の母にはあまりに刺激が強すぎるようで、悲鳴が…!

飛び乗るうーちゃん日に日に成長するうーちゃんのダイブに戦々恐々!! かわいいけど怖い!!
「おんぶはいいけどそーっと乗ってあげて!」と思わず口をはさんでしまった悲痛な叫び声でした…。

●男同士は「お、うーちゃん抱っこするか?」「抱っこさせてやるか」みたいな関係

さて、僕の場合ですが、体力的にうーちゃんの体を支えるのがきつく、なるべくなら避けたいところ。でも、適当につっぱねてめんどうな空気になりそうなときはささっと背中を差し出すようにしています。
とくにお昼寝をしなかった夕方などはうーちゃんの機嫌が悪く、当たり散らしたくてしょうがない空気を放っています。

まんざらでもない表情そんなときは先回りして「お、うーちゃん抱っこするか?」と言って抱き上げます。
すると、眉根を寄せながらもまんざらでもない、「抱っこさせてやるか」みたいな感じで抱かれています。

【古泉智浩さん】
漫画家。1969年、新潟県生まれ。93年にヤングマガジンちばてつや賞大賞を受賞してデビュー。里子を受け入れて生活する日々をつづったエッセイ『うちの子になりなよ ある漫画家の里親入門』、その里子と特別養子縁組制度をめぐるエピソードをまとめたコミックエッセイ『うちの子になりなよ 里子を特別養子縁組しました』など著書多数。古泉さんの最新情報はツイッター(@koizumi69)をチェック!

うちの子になりなよ ある漫画家の里親入門

子どもがほしい…。6年間で600万円、不妊治療のどん底で見つけた希望の光。里親研修を受け、待望の赤ちゃんを預かった著者(40代・男)が瑞々しくも正直に綴る、新しいタイプの子育てエッセイ


うちの子になりなよ 里子を特別養子縁組しました

「新しい家族のかたち」として注目を集める「特別養子縁組」の仕組みや手続き、実親との関係、真実告知、男親の育児などを正直に綴ったコミックエッセイ