雨の日限定!いつもと違う瞬間をきり出すキッズフォトのヒント
2018.06.15

梅雨の時期は、家事をするのも、お出かけするのもおっくうになりがち。でも、「雨の日こそ、子どもの写真を撮る絶好のタイミングなんですよ!」と話すのは、写真教室を主宰する西村りつ子さん。
雨を活かして、ぐっとすてきなキッズフォトが撮れる方法を教えてもらいました。

雨の日こそ外で撮影を!しっとりした世界観の写真が撮れる

傘を持った子どものふとしたしぐさがかわいい瞬間をパチリ
雨の日は、独特の雰囲気の写真が撮影できます
雨の日の写真は、しっとりとした薄暗さが、独特の雰囲気を醸し出してくれます。
傘を持った子どものふとしたしぐさがかわいい瞬間をパチリ。水たまりに足元が写り込んだりして、なかなかおもしろい写真に。

背景に写った雨の筋が印象的な1枚こちらは、背景に写った雨の筋が印象的な1枚。シャッタースピードを遅くすると、こんな風に雨を筋のようにとらえることができます。
そのとき注意したいのは、被写体がブレないようにしっかりカメラを構えることと、被写体にも動きを止めてもらうことです。

手にはじける雨まで筋のようにきり取りました先ほどと同じ手法で撮ったもの。手にはじける雨まで筋のようにきり取りました。
背景の色味が暗めになるような構図で撮ると、より雨の筋をはっきりと写すことができます。

●雨の日のポイント1:露出に注意する

雨で周りが薄暗いと、シャッタースピードが遅くなるので、露出(明るさ)の設定に注意しましょう。
少し暗めの設定にすると、雨の日の雰囲気も出るうえに、被写体もブレにくいのでおすすめです。

●雨の日のポイント2:撮りやすい場所を選ぶ

これまでに紹介した3枚の写真は、どれも屋根があるところから撮っています。
公園など屋根つきの休憩スペースがある場所を選ぶと、雨に濡れずに写真も撮りやすくなります。

あえて足元だけきり取ると雰囲気のある写真に

あえて足元だけきり取ると雰囲気のある写真に

雨のなかのステップ

水たまりがあると入りたくなるのが、子どもの心情水たまりがあると入りたくなるのが、子どもの心情。
いつもだったら、「ダメよ」と言いたくなるところですが、写真を撮る日は自由にさせてあげましょう。その瞬間を、連写して撮影してみてください。

子どもの足の動きや、跳ねる水しぶきが躍動感となって、思わず「子どもらしいな」と微笑んでしまう、楽しい雰囲気の写真に仕上がります。

同じ足元写真でも、こちらは水たまりの中をそっと歩いているところ同じ足元写真でも、こちらは水たまりの中をそっと歩いているところ。
シャッタースピードを速く設定することで、水たまりの中の波紋まできり取ることができます。

この写真をモノクロに変えてみましょう。

この写真をモノクロに変えてみましょうぐっと大人っぽい雰囲気になり、どこか哀愁漂う写真になりました。

個人的に、雨の写真はモノクロがよく似合うと感じます。
普段はモノクロで撮らない人も、雨の日はモノクロ写真を楽しんでみてはいかがでしょうか。

雨の撮影ではビニール傘も楽しい小道具に

100円ショップでも手に入るキッズサイズのビニール傘は、雨の日の撮影に使える小道具100円ショップでも手に入るキッズサイズのビニール傘は、雨の日の撮影に使える小道具です。

傘越しに撮ると、傘についた水滴がまるで涙のように見えたり、アンニュイな雰囲気に撮れたり、にっこり笑顔の写真なら泣き笑いのような写真になったり…。いつものわが子とはちょっと違う写真が撮影できます。
傘越しに撮るときは、傘に光が反射しないように気をつけてください。

雨の日に、家でじっとしているなんてもったいない! カメラを片手に子どもと出かけて、いつもと違ったシャッターチャンスをとらえてみてください。

●教えてくれた人
【西村りつ子さん(撮影・文)】

奈良県在住。3人の子どもを育てる傍ら、自宅やカフェで不定期で写真教室を開催。手づくり雑貨や、毎日の暮らしぶりをインスタグラム(@tweet_hibi)で紹介中