ほんのり甘い「糖蜜」をヨーグルトに。女性にちょっとうれしい食材です
幸栄
2018.06.09
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幸栄です。パン教室「toiro(トイロ)」を主宰しています。初めてパンを焼いたのは、長女の出産から1か月後のこと。あの日から試行錯誤を重ね、今は卵とバターを使わないパンのレシピをつくっています。パンを焼きながら、2人の娘の母としても、楽しみや大変さをたくさん感じる日々。毎日のなかで見つける、ささやかな幸せや楽しみをつづっていこうと思います。
<幸栄のゆらゆらと、つらつらと。日々のささやかな幸せをパンと一緒に。>

先日、茶色いパンを焼きたくて、その色をどの材料で出そうかな? と考え、久しぶりに「モラセス」という材料を使ってみることにしました。

この「モラセス」、一般的にはあまり聞き慣れない材料ですよね。生徒さんも知らない方が多かったのですが、これはベーグルをゆでるときや黒糖パンなどの色づけにも使われることのある、パンづくりではポピュラーな材料です。

「モラセス」ずっと昔、私が通っていたパン教室で1度だけ登場した「モラセス」。自分でも買ってはみたものの、そのレシピ以外ではあまり使う機会もなく…。ほかの使い道もわからなくて賞味期限が過ぎてしまい、捨ててしまったことがあります。

モラセスは鉄・カルシウム・マグネシウム・ビタミンB6など、女性の体にいい栄養が!

そんな「モラセス」のことを少し調べてみると、とても栄養価が高いみたい。

この「モラセス」とは、サトウキビやてんさいを白い砂糖に精製するときに発生する、糖分以外の成分。日本語では「廃蜜糖」というそう。そう、廃棄されるものなのです。

糖分以外のもの、とされていますが甘さはきちんと感じることができますし、鉄・カルシウム・マグネシウム・ビタミンB6などが豊富に含まれており、栄養価の高い食材なんです。毎日少しずつ食べてみようと思います。

ヨーグルトと合わせるとまったく気になりませんこのかわいいウサギのラベル、製菓材料店などで見かけたことがある方もいらっしゃるかも。お値段は800円でおつりがくるくらいで、355mlとたっぷり入っています。

パンづくりに使えるのは当然なのですが、そのまま日々少しずつ食べられたらいいなと思い、プレーンヨーグルトにかけてみることにしました。
少しクセのある味わいですが、ヨーグルトと合わせるとまったく気になりません。

少し甘味があるので、黒蜜にとても近いように思います。とろっとした感じわかりますか? 少し甘味があるので、黒蜜にとても近いように思います。

今度グラノーラをつくって、それに混ぜて食べてみます。きっとおいしいだろうな!
オーガニックのものもあるようですし、そんなに高価なものでもないので、本格的に暑くなる前に、一緒に試してみませんか?

【幸栄(ゆきえ)】
1979年広島県生まれ。「はな」と「ひな」2人の娘をもつ。モデルとして活躍したのち、長女の出産を機にパンづくりに出合う。ベッカライダブルハウスにて、製造補助をしながらパンについて学び、 2010年から卵とバターを使わないパン教室、「toiro」を始める。著書に『「ちょっとのイースト」で作る ベーグルとピザの本(生活シリーズ)』(主婦と生活社刊)、『パウンド型で焼けるおいしい食パン』(家の光協会刊)、『あかちゃん、こども、おとなのパン―はじめてのパンづくり』(アノニマスタジオ刊)などがある

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