<山本浩未の宝塚乙女道 vol.40>花組公演 『ポーの一族』。宝塚らしさにあふれる演出が、さすが!
2018.02.10
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宝塚歌劇をこよなく愛するヘアメイクアップアーティストの山本浩未です。私、“TAKARAZUKA”を知って人生が変わりました! そんなTAKARAZUKAのすばらしさを皆さまにお伝えするべく、観劇の感想や、今後の公演への期待をつづります。すべては私の妄想、個人的な感想&意見でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
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vol.40 花組公演 『ポーの一族』

花組公演『ポーの一族』永遠に年を取らず生き永らえていくバンパネラ(吸血鬼の一種)である“ポーの一族”。その一族に加わったエドガーが、哀しみをたたえつつ、仲間とともに時空を超えた旅を続けるゴシック・ロマンです。漫画史に残る傑作・萩尾望都の『ポーの一族』が、宝塚歌劇にて初の舞台化。
ポスター中央、エドガー役の明日海りお(あすみりお)と、アラン役の柚香光(ゆずかれい)、左下のシーラ役・仙名彩世(せんなあやせ)など、原作から抜け出てきたような美しさも話題になっています。

「娘役トップ」を引き立てる絶妙な演出

『ポーの一族』を観て印象的だったのが、トップ娘役の仙名さんが演じるシーラ。エドガーの義母であり、エドガーから憧れられる美しい男爵夫人です。
宝塚は「スター・システム(※)」をベースにしているので、より見せ場を多くし、彼女の落ち着きのあるビジュアルと技術力を存分に生かしていて、さすが!

さらに演出の小池修一郎先生は、時系列がバラバラの原作をうまく構成し、物語をわかりやすくしてて、さすが!

私はもともと原作ファンなのもので、最初は少し違和感があったのだけど、最後のフィナーレが素晴らしく宝塚で、やっぱりさすが小池先生!!でありました。

※)スター・システム:宝塚では、男役・娘役の「トップスター」が頂点で、その下に「2番手」「3番手」がいる…と、演者の序列がハッキリしています。序列が上であるほど、大きな役が割り振られ、見せ場も多くなるというシステムです。
現在の花組では、トップ男役は明日海りお、トップ娘役は仙名彩世です。

【山本浩未】
宝塚をこよなく愛する乙女系ヘアメイクアップアーティスト。「生活者としてのキレイ」をテーマに活躍中。シンプルでわかりやすい美容理論を元にメイクアップ、コラムの執筆など連載を持ち、健康的で美しく暮らすライフスタイルが、世代を超えた女性に支持されている。近著に「おとな美人を作る「メイクの基本」」(宝島社刊)「今治美肌タオル付き山本浩未のスチームON顔(おんがん)」(講談社刊)「きれいは力」(幻冬舎刊)、「美人メイク基本の「き」」(宝島社刊)、「おとなメイクは白・黒・赤だけでいい」(宝島社刊)など著書多数

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