味つけに迷わない!成形いらず!達人の手間なし調理テク
2017.06.29
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時間がない、メニューが浮かばない、疲れていて面倒…と、負担になりがちな毎日の食事づくり。でも、達人は、手間なくささっとつくれるように、ムダをそぎ落としてシンプルにしたり、常識にとらわれない柔軟な発想をしたりして、調理をしています。

料理研究家の近藤幸子さんどんなワザを使って忙しい日々を乗りきっているのか、料理研究家の近藤幸子さんに教えてもらいました。

味つけは1:1:1の配合だから簡単&失敗なし!

毎日、違う味の料理をつくろうとがんばらなくていいんです。「これだ、と思える味つけのパターンがいくつかあれば、手早くつくれて失敗知らず。私の定番の味つけはどれも1:1:1の配合!これならレシピ本を見る必要もなく、ささっとつくれますよ」(近藤さん)。

●しょうゆ、みりん、酒を1:1:1で定番和食が完成!

しょうゆ、みりん、酒を1:1:1で合わせれば、定番和食が簡単に完成。甘辛の優しい味わいの親子丼やコクのあるショウガ焼きのほか、ちょっとハードルの高そうな煮物や煮魚も簡単にでき上がり。

・親子丼

親子丼

・ショウガ焼き

ショウガ焼き

●しょうゆ、オイスターソース、酒を1:1:1で深い味わいの中華に

しょうゆ、オイスターソース、酒を1:1:1で合わせると中華独特の複雑な味わいを出すことが可能です。チンジャオロースーのほか、焼きそばは広東風に、炊き込みご飯はおこわ風に。シンプルなのに本格的な料理を楽しめます。

・チンジャオロースー

チンジャオロースー

●個別につくらず大きくつくって手間いらず

料理の既成概念を取っ払うことも大事です。この料理はこうしなきゃ、という思い込みを捨てると、ラクにできる方法が見つかります。人数分を一度にまとめて大きくつくってしまうのもそのひとつ。たとえば、オムライス。全員分の卵を半熟に焼いたら、ケチャップライスの上にドンとのせるだけ! 1人分ずつ卵で包む手間をカットできます。

・包まないふわとろオムライス

包まないふわとろオムライス
味つけに迷わない!成形いらず!達人の手間なし調理テク
つくねも同様に面倒な成形をスルー。フライパンにタネを押し広げ、大きな丸型に焼きます。焼き色がついたら、フライ返しでひと口大に切り分ければOK。丸めない、四角いつくねならスピーディー!

・丸めないスクエアつくね

丸めないスクエアつくね

●生サラダはつくらず、代わりの一品を

食卓に野菜は欠かしたくないけれど、サラダとなると複数の野菜を洗って、切って、水きりして…とけっこう手間がかかります。代わりに、ニンジンやキュウリの浅漬けやキャベツやブロッコリーのあえ物ならつくりおきしておけるので、バタバタすることがありません。野菜は1種類でも、食感や味つけ次第で満足度アップ!

・ニンジンの甘酢漬け

ニンジンの甘酢漬け

・キャベツのゆかりあえ

キャベツのゆかりあえ

食事づくりは毎日続くことだから、あれこれ凝らなくてよし。「こうしなければだめ」という常識にとらわれなくてよし。時短調理テクを活用すれば、夕飯があっという間に完成します。近藤さんの時短調理テクのほか、家事を無理なくこなす達人のアイデアを集めた『ラクして続けるみんなの家事習慣』(扶桑社刊)が発売中。忙しくても暮らしが回る家事の時間割や、家事がはかどる部屋づくりなど、がんばらない家事を極めたい人は、こちらもチェックを!
●教えてくれた人
【近藤幸子さん】

楽しみながらつくる料理教室「おいしい週末」主宰。料理研究家として、がんばらなくてもおいしい料理を提案。著書に『重ねて煮るからおいしいレシピ』(主婦と生活社刊)

<撮影/難波雄史 取材・文/編集部>

重ねて煮るからおいしいレシピ


たとえば冬の定番料理、白菜と豚バラの重ね蒸し煮。重ねて煮ることで、食材の旨みが鍋の中で絡み合い、料理がおいしくなるのはもちろんのこと、材料の下ごしらえをしたら、あとは重ねて鍋に入れるだけという手軽さが大きな魅力です。この本ではそんな料理を集めました。


ラクして続けるみんなの家事習慣


生活情報誌『ESSE』で好評だった家事企画を一冊に! 創刊当時から、家事を効率よくこなすアイデアを提案してきたESSE。