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太陽みたいな「タルト・ソレイユ」がフランスで人気!冷凍パイシートでつくれます

2017.03.15
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 焼くだけで食感の違う3層の生地ができる「ガトー・マジック(マジックケーキ)」や、薄くスライスしたフルーツや野菜を重ねた「ガトー・インビジブル」などなど。フランスでブームのお菓子のレシピが、今日本でも次々とヒットしているのをご存知でしょうか?

 美しい見た目がインスタグラムなどのSNSで話題になったり、レシピ本がベストセラーになったり…。レシピ本不況のなか、フランスで次になにがはやるか、日本の出版業界も熱い視線を注いでいるほどなのです。

 在仏5年目を迎え、フランス・パリでパティシエとして働くラボレル友里恵さんに、いまフランスで話題のお菓子をレポートしてもらいました。

フランスでブームのタルト・ソレイユのつくり方

フランスでブームのタルト・ソレイユのつくり方 近年、フランスでブームになっているのが、「タルト・ソレイユ(tarte soleil/太陽のタルト)」と呼ばれる大ぶりのパイ。大きく丸形に切り抜いたパイシートに好きな具材をはさみ、放射線状に切り目を入れ、ひねって焼いたもので、見た目はまさに輝く太陽のよう。

 フランスでは、食事の前にアペリティフ(食前酒)を飲みながら軽食をつまむ習慣があり、塩気を効かせたタルト・ソレイユはうってつけ。見た目の華やかさに加え、手軽にできることから、ここ数年じわじわと人気が出ています。

 日本の家庭でも、冷凍パイシートを使えば簡単にできるので、基本のつくり方を紹介します。

[材料](つくりやすい分量)

・冷凍パイシート 2枚
・好きな具材
・溶き卵 1個分

[つくり方]

(1)パイシート2枚を同じ大きさの円形に切る。1枚目をオーブンシートの上にのせ、周囲2cmほどを残して好きな具材を乗せます。

フランスでブームのタルト・ソレイユのつくり方(2)具材の乗っていない部分に、ハケで水(分量外)を塗り、残りのパイシートをかぶせ、フォークをふちに押しつけるようにしながら、しっかりと端をとじます。

(3)パイ生地の中央に、コップを裏返して乗せ、コップの周囲から放射線状に切り目を入れていきます。まずは十字に4等分し、それぞれを4等分に切り分けるように。

(4)コップを取り除き、切り分けてひも状になった生地の中央を押さえつつ、2、3回ひねります。

フランスでブームのタルト・ソレイユのつくり方(5)すべてひねり終えたら、仕上げに溶き卵を塗って、180度のオーブンで、様子を見ながら、40分ほどきつね色になるまで焼きます(端がこげやすいので、焼き色がついたらアルミ箔をかぶせるなど工夫するといいでしょう)。

フランスでブームのタルト・ソレイユのつくり方

タルト・ソレイユにおすすめの具材は、チーズやハム、サーモンなど!

 ちなみに、よく食べられている組み合わせは以下のようなものです。

・パルメザンチーズ、生ハム、バジルペースト
・オリーブペースト(タプナード)、ローズマリー、オイルサーディン
・ベーコン、タマネギ、ホウレンソウ
・スモークサーモン、ヤギのチーズ

 中身を入れすぎてしまうと、ひねる際に具材が飛び出してしまうので注意してください。中に入れる具材はオリーブペーストやチーズのみ、など控えめにして、ソースやクリームにディップして楽しむのもアリです。

 また、チョコクリームやジャム、リンゴなどのフルーツを挟めばデザートや子どものおやつにも。簡単にできるので、親子で、一緒につくるのもいいですね。

 バリエーションは無限大なので、ご自分の好きな素材で楽しんでみてはいかがでしょうか。

フランスでブームのタルト・ソレイユのつくり方●教えてくれた人

【ラボレル友里恵さん】

早稲田大学卒業後、かねてからの夢であったパティシエを志し、日本の製菓店で修行後、2012年に渡仏。リヨン・パリと修行を重ね、現在もパリのパティスリーで働く傍ら、2013年よりフランスの食文化を中心とした記事を執筆。週末はフランス人の夫とともに、おいしいものを求めフランスの地方を巡る日々