寒い時期に!イギリス定番料理「シェパードパイ」のつくり方。野菜もとれます
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2017.01.31

 イギリスのライター・ボッティング大田朋子さんが、イギリスの人気家庭料理「シェパードパイ」のつくり方をレポート。現地の主婦から聞いたレシピを再現します。アツアツのシェパードパイは、この寒い季節にぴったりの料理。ホクホクしたジャガイモ、ジューシーなひき肉、そして、とろりと溶けたチーズが特徴です。そのうえ、野菜をたっぷりと食べてほしい子どもに、なにをつくればいいのか悩んだ際も、非常に使い勝手がよいのだとか。

 あらかじめ準備さえしておけば、夕方帰宅後にオーブンに入れるだけで完成するというお手軽さもあります。忙しい人は、レパートリーに加えてみてはいかがでしょうか。もちろんに日本で買える食材で、つくることができます。

マッシュポテトと溶けたチーズがおいしい、イギリスの家庭料理シェパードパイ

野菜と一緒にいただきます
野菜と一緒にいただきます

「シェパードパイ」をひと言で言うと、マッシュポテトと野菜とひき肉を重ねてオーブンで焼いたもの。ニンジンやタマネギなどの野菜をたっぷり入れられるので、子育て中の主婦にとってはハッピーだし、マッシュポテトと溶けたチーズの組み合わせは、子どもの大好物なので、今ではわが家の定番メニューとして大活躍しています。

 身近な材料でつくれるのも、うれしいところ。早速、シェパードパイのつくり方を説明していきましょう。

[材料](4~5人分)

・ジャガイモ(ゆでる) 中3個
・タマネギ(みじん切り) 1~2個
・ニンジン(みじん切り) 2本
・ひき肉 400g(牛ひき肉が一般的ですが、イギリスではラムのひき肉を使うことも!)
・バター、牛乳 適量
・塩、コショウ、ニンニク(みじん切り)、顆粒コンソメ、溶けるチーズ 各適量

[つくり方]

(1)ボウルにジャガイモ、バター、牛乳を入れてつぶし、塩、コショウで味をととのえる。

じゃがいもをマッシュするときに黄身やパルメザンチーズを加えると味にコクが出てグッド
じゃがいもをマッシュするときに黄身やパルメザンチーズを加えると味にコクが出てグッド
※じゃがいもをマッシュするときに黄身やパルメザンチーズを加えると味にコクが出てグッド
 ちなみに、わが家ではジャガイモをゆでるときは、シリコンのスチームケースに入れて電子レンジでチン! 時間と手間を節約しています。

コクを出すために今回はオレガノ、ガーリックパウダー、バジル、タイム、ローズマリーとパセリにトマトピューレを入れました
コクを出すために今回はオレガノ、ガーリックパウダー、バジル、タイム、ローズマリーとパセリにトマトピューレを入れました
※コクを出すために今回はオレガノ、ガーリックパウダー、バジル、タイム、ローズマリーとパセリにト
 (2)フライパンにサラダ油を入れて熱し、ニンニク、タマネギ、ニンジン、ひき肉を炒め、肉汁が出てきたら、コンソメを加える。

 さらに、オイスターソースやトマトピューレ、グレイビーソース、赤ワインなどを加えたり、タイムやローズマリーなどのハーブを入れると、ぐっとコクが出てさらにおいしくなります。

※ひき肉と野菜を下にひき上にマッシュポテトと乗せていく
※たっぷりチーズをかけてオーブンに
(3)耐熱容器に(2)を敷きつめ、その上に(1)をフタをするようにのせる。さらに溶けるチーズをのせ、200℃に予熱したオーブンに入れ、焼き目がつくまで焼く(目安は約20分)。

シェパードパイ(シェパード=羊飼い)はコッテージパイ(コッテージ=田園地域での簡単な作りの家)とも呼ばれます
シェパードパイ(シェパード=羊飼い)はコッテージパイ(コッテージ=田園地域での簡単な作りの家)とも呼ばれます
※シェパードパイ(シェパード=羊飼い)はコッテージパイ(コッテージ=田園地域での簡単な作りの家)とも呼ばれます
 おいしそうな焼き色がついたら、でき上がり!

 野菜はニンジン、タマネギが基本ですが、ブロッコリーやカリフラワーなど冷蔵庫にある野菜を入れると、バラエティーが広がります。

●教えてくれた人
【ボッティング大田朋子さん】
同志社大学商学部卒。ドイツ、インド、メキシコ、アルゼンチンで外資勤務、起業の後、2011年からスペインへ現在イギリス在住。執筆参加著書に『値段から世界が見える!日本よりこんなに安い国、高い国 』(朝日新書刊)など多数。英国人パートナーと多言語を話す息子、娘の4人暮らし。ブログ「世界が拠点な生き方&子育て

値段から世界が見える!日本よりこんなに安い国、高い国

イギリス、スペイン、韓国、ケニア、中国、そしてアメリカなど、世界20ヵ国のさまざまな「お値段」を徹底解明。「そんなものがなぜ高いの?」「これがそんなに安いとは! 」 という素朴な興味を入り口に、「いくつかの国が共通で抱える悩み」や「その解決への取り組み」を浮き彫りにする。