しょうゆと酢でご飯が止まらん!フィリピン風鶏モモ煮込み
小野アムスデン道子
2019.10.25

旅行ジャーナリスト小野アムスデン道子さんが、世界じゅうを巡って出合った「名店の味」をレポート。家でも意外と簡単に再現できるレシピを紹介します。

今回は、酢としょうゆでマリネした鶏モモ肉がご飯にぴったり! フィリピンの家庭料理アドボです。

アドボ
フィリピンの家庭料理「アドボ」

ご飯との相性抜群!フィリピンのしょうゆ・TOYOを使った家庭料理アドボ

フィリピン料理は、スペインの植民地だった歴史や、交易などで中国からの移民も多いことから、さまざまな影響を受けてバラエティ豊か。なかでも、「TOYO(トヨ)」というフィリピンのしょうゆを使った家庭料理アドボは、ご飯との相性が抜群! フィリピンでは香ばしいガーリックライスを合わせます。

シェフのタトゥンさんフィリピンのテレビでお料理番組にも出演している有名シェフのタトゥンさんに、つくり方を教わりました。

●アドボ

材料

【材料(4人分)】
・鶏モモ肉(できれば皮と骨つき) 750g
・ニンニク(すりつぶす) 4片
・濃い口しょうゆ 1/4カップ
・酢 1/2カップ
・塩 少々
・油 大さじ2
・紫タマネギ(粗みじん切り) 1個(普通のタマネギ半個で代用可)
・ブラウンシュガー 大さじ1(なければ普通の砂糖で代用可)
・粗びき黒コショウ 大さじ1
・ローリエ 2片
・水 1/2カップ
・ゆで卵 4個
・アサツキ(みじん切り) 適量

【つくり方】

(1) 鶏モモ肉を食べやすい大きさに切り、黒コショウ、塩、ニンニクをもみこみ、しょうゆと酢でマリネして30分ほどおく。

(2) 固ゆで卵を用意しておく。

固ゆで卵を用意しておく(3) フライパンに油をしき、熱くなったらタマネギ、ニンニクを加え、香りが出てきたら(1)を入れて、両面を軽く焼く。

火を弱火にし、マリネの残り液、水、ブラウンシュガー、ローリエと黒コショウを加える(4) 火を弱火にし、マリネの残り液、水、ブラウンシュガー、ローリエと黒コショウを加える。ここでかき混ぜないで、そのまま沸騰させる。10分間ずつ鶏肉をひっくり返して均等に煮る。
混ぜると酢の味が変化してすっぱくなるので注意。

混ぜると酢の味が変化してすっぱくなるので注意(5) ゆで卵を加えて、油が浮き出てくるぐらいまで煮る。

みじん切りしたアサツキを散らして完成みじん切りしたアサツキを散らして完成。

<家庭でつくるときのポイント>

すりつぶすのがいちばん香りが出ておいしい・マリネ用の黒コショウとニンニクは、すりつぶすのがいちばん香りが出ておいしいですが、あら挽きやみじん切り、チューブでも代用可。
・酢は、ここではサトウキビの酢を使用しています。米酢に比べて甘味を感じるので、最後の砂糖で味を調整するといいでしょう。
・ゆで卵のほかに、ゆでジャガイモをたしてもおいしい。

●ガーリックライス

アドボに合わせるガーリックライスのつくり方をご紹介。

【材料】
・ひやごはん 茶碗4杯
・バター   40g 
・ニンニク(みじん切り) 4片

【つくり方】

ニンニクのみじん切りを加える(1) フライパンに火を入れバターを溶かし、ニンニクのみじん切りを加える。

香りが出たらご飯を入れて炒める(2) 香りが出たらご飯を入れて炒める。

<家庭でつくるときのポイント>

・炊きたてご飯を使う時は、少し冷ましてから使う。
・軽い味が好みなら、サラダ油を使って、バターの量を少し減らしてもよい。

シェフの祖母仕込みの味というアドボ。フィリピンでは豚肉でつくるのもポピュラーで、両方の肉を同時に煮ることも。家庭それぞれにしょうゆと甘味のバランスもいろいろだそう。
つくりやすくておいしいアドボ、ぜひ好みの味でつくってみてください。

<取材協力/フィリピン政府観光省 取材・撮影・文/小野アムスデン道子>