香ばしい香りが食欲をそそる「ごま油」。風味豊かで、普段の料理にも使いやすい万能な油として人気です。伝説の家政婦として知られる志麻さんもごま油を活用している一人。

「なかでも、深煎りタイプのごま油はごまの味と香りが強く、少し加えるだけで料理の表情がガラッと変わるんです。中華だけでなくいろんなレシピに使ってみて」という志麻さんに、ごま油使いテクを教えてもらいました。

志麻さんならでは工夫がいっぱい!ごま油を活用した絶品おかず

志麻さんは、ごま油を焼き油のほか、下味やドレッシングなどにもフル活用。今回は、良質のごまを100%使用し、ごまを深く煎った強い香ばしさが特長の「純正ごま油濃口」を使った絶品おかずをご紹介。志麻さん流、ごま油使いテクをぜひ試してみて!

ごま油
純正ごま油濃口 400g ¥870(かどや製油)
力強い香りとコク!「ごま油濃口」をチェック!

●鶏モモ肉のごま焼き

鶏モモ肉のごま焼き

華やかなごまの風味と食感がクセになる簡単ごちそう!ごま油濃口の濃厚なコクと粒マスタードの酸味が好相性のおかずです。

【材料(4人分)】


・鶏モモ肉 2枚
・塩、コショウ 各適量
・粒マスタード 大さじ2
・いりごま(白) 大さじ4
・純正ごま油濃口 大さじ1
・ベビーリーフ 適量

【つくり方】

(1) 鶏肉はひと口大に切り、塩、コショウをふる。ボウルに入れて粒マスタードをからめ、ごまを加えてまぶしつける。

(2) フライパンにごま油を弱めの中火で熱し、(1)を皮目を下にして並べ入れる。肉の周囲が白くなって真ん中がピンク色になるまで触らずにそのまま10分ほどじっくり焼き、上下を返してさらに3分ほど焼く。器に盛り、ベビーリーフをのせる。

<ごま油使いテク>

フライパンで調理する様子

ごま油濃口といりごまのダブル使いで香ばしさをアップ!じっくり焼くことで肉にもコク深いごま油の香りが移り、臭みも抑えられます。

●キャロットラぺの肉巻き

キャロットラぺの肉巻き

下味にも焼き油にもごま油濃口を使うとパンチの効いた味に!ごま油の深みのある香りがニンジンの甘さを引き立ててくれます。

【材料(4人分)】


・豚ロース薄切り肉 12枚(約250g)
・ニンジン 2本
・塩、コショウ 各適量
・A[レモン汁1/2個分、純正ごま油濃口大さじ1]
・純正ごま油濃口 大さじ1
・ゆで野菜(ブロッコリー、インゲンなど)適量

【つくり方】

(1) ニンジンはスライサーなどで細切りにし、塩ふたつまみをふってもみ込む。味をみて、たりなければ塩をたしてととのえ、5分ほどおく。水気をよく絞り、A を加えてあえる。

<ごま油使いテク>

あえる様子

ごま油濃口でマリネすることで、深煎りならではの芳醇なコクと香りが楽しめます。レモン汁のさわやかな香りをプラスすることで、より奥行きのある味わいに。

(2) 豚肉は1枚ずつ広げ、(1)を等分してのせて巻き、塩、コショウ各適量をふる。

(3) フライパンにごま油を中火で熱し、(2)を巻き終わりを下にして並べ入れて焼きつけ、転がしながら全面をこんがり焼く。半分に切って、ゆで野菜とともに器に盛る。

●カリカリ豚のごまドレサラダ

カリカリ豚のごまドレサラダ

ごま油ドレッシングは、焼いた肉や生野菜、ゆで野菜にも万能!香り高いドレッシングで野菜がモリモリ食べられます。

【材料(4人分)】


・豚バラ薄切り肉 150g
・サニーレタス 1個
・キュウリ 1本
・ニンジン 1/3本
・タマネギ 1/4個
・塩、コショウ 各適量
・リンゴ酢 大さじ2(または酢大さじ2+砂糖ひとつまみ)
・純正ごま油濃口 大さじ4

【つくり方】

(1) サニーレタスはひと口大にちぎる。キュウリ、ニンジンはスライサーなどで細切り、タマネギは薄切りにする。すべて水にさらし、ザルに上げる。

(2) 豚肉は2cm幅に切り、塩、コショウをしっかりめにふる。フライパンに広げ入れて弱火にかけ、カリカリになるまで焼く。

(3) ボウルにリンゴ酢、塩ひとつまみ、コショウ適量を入れてよく塩を溶かし、ごま油を少しずつ加え混ぜる。

<ごま油使いテク>

ごま油を乳化させる様子

ごま油濃口は細く糸が引くように少しずつ加えて乳化させると、力強さのなかにも丸く包まれたような優しい香りに。風味を生かすことで減塩にも役立ちます。

(4) 器に(1)を盛って(2)を散らし、(3)をかけていただく。

おいしさアップの「ごま油濃口」をチェック!

●問い合わせ先:かどや製油

https://www.kadoya.com/contact/page01.html