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ウイルスや細菌の侵入を防ぐ!「粘膜免疫」に注目

2020.11.02
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「粘膜免疫」とは、体に備わっている免疫機能のひとつで、ウイルスや細菌の侵入をのどや口、鼻などの粘膜で防ぐ働きのこと。近年、感染症予防の観点からも注目を集める「粘膜免疫」。その仕組みについて、免疫に詳しい新開省二先生にお話を伺いました!

まずはウイルスや細菌を体に入れない。「粘膜免疫」の仕組みに注目!

●「粘膜免疫」は、日々の体調管理に大活躍!

「粘膜免疫は、ウイルスや細菌など異物の侵入を防ぐ体の免疫機能のひとつ。じつは日々の体調管理や風邪の予防に重要な役割を果たしています」と新開先生。
粘膜免疫を構成する主な要素は3つ。なかでも鍵となるのは、免疫物質「IgA」。異物は、「IgA」に捕まえられると力を失って無力化。それを粘液「ムチン」が包み込み、「線毛」と呼ばれる組織が体外に排出する仕組みです。

「冬は気温が低く空気が乾燥するので、粘膜免疫の活動が弱くなります。口やのど、鼻は、ウイルスや細菌が侵入しやすい場所ですが、マスクをすることで粘膜のうるおいを保ち、免疫機能を維持できます。また、口の中を清潔に保つことも、粘膜免疫の働きを高めるうえで重要です」

さらに、栄養不足や加齢、ストレス、激しい運動、生活リズムの乱れが、粘膜免疫の働きを低下させることがわかっています。

「とくに栄養補給は大切です。免疫細胞のエネルギー源は、アミノ酸の一種グルタミンですので、タンパク質を十分にとり、バランスのよい食事を心がけましょう」

注目1 「粘膜免疫」はウイルスや細菌が体に侵入するのを防ぐ強い味方!

免疫には、ウイルスや細菌などの異物が体に入るのを防ぐ「粘膜免疫」と、異物が体の中に入った後に戦う「全身免疫」の2つのステップがあります。体をお城に例えると、お堀にあたるのが「粘膜免疫」、城内に入った敵との合戦が「全身免疫」のイメージです。

<2step の免疫力で体を守っています>

step1 【粘膜免疫】ウイルスや細菌が体に入るのを防ぐ

ウイルスや細菌が体に入るのを防ぐイメージ目や鼻、口、腸など、全身の粘膜組織でウイルスや細菌などの異物が体の中に入らないように働きます。このとき、異物を捕まえて侵入をブロックするのが免疫物質「IgA」です。

step2 【全身免疫】体に入ったウイルスや細菌と戦う

体に入ったウイルスや細菌と戦うイメージ「粘膜免疫」を突破してウイルスや細菌などの異物が体の中に侵入したときに働くのが「全身免疫」です。異物を攻撃して発熱したり、下痢を起こして体の外に排出したりします。

注目2 「粘膜免疫」の働きを高めるには免疫物質IgA・ムチン・水分がポイント

粘膜免疫は、ウイルスや細菌などの異物を「捕まえて」「無力化」「外に出す」という3つのアプローチで撃退します。呼吸や食事をしても、異物が体の中に大量に入らないのは、粘膜免疫のバリアがしっかり働いているからなのです!

●免疫物質IgA

ウイルスや細菌を捕まえる

IgAは目や鼻、口、腸など全身の粘膜組織で、ウイルスや細菌などを捕まえて、無力化してくれる分泌型の抗体。IgAの分泌量が免疫力の目安とも言われています。
涙、唾液、鼻水、腸液、母乳、気管・気管支、肺胞など、全身の粘膜に存在します。

<多種多様なウイルスや細菌をキャッチ>

ウイルスや細菌を捕まえるイメージIgAは特定のウイルスや細菌にだけに反応するのではなく、さまざまな種類の異物を捕まえて無力化。守備範囲が広いのも特長です。

<風邪の前はIgAが低下>

風邪の前はIgAが低下を示すグラフ粘膜免疫の立役者であるIgAが低下すると病気にかかりやすくなることが分かっています。風邪の発症と唾液中のIgA濃度を調べると、風邪の前にIgA濃度が低下し始める結果に。

●ムチン

ウイルスや細菌の侵入を防ぐ

口のイラストムチンとは、粘膜の表面を覆っている粘り気のある粘液のこと。粘膜をうるおして異物の侵入を防ぐことに加え、傷ついた体の組織を保護したり修復したりします。

●水分・電解質

ウイルスや細菌を体外に出す

線毛の輸送機能のイラストIgAとムチンで捕まえた異物を、運動会の大玉送りの要領で体の外に追い出すのが線毛の役割。電解質を含む飲料で体の中からうるおいを保つと、線毛の輸送機能低下が抑制できます。

「粘膜免疫」のためにできることは

粘膜免疫の立役者IgAと乳酸菌「Lactobacillus pentosus ONRICb0240(乳酸菌B240)」の関係を研究している新開先生は、IgAの分泌量や風邪予防に関する臨床試験を実施。その研究結果をもとに、粘膜免疫の働きを高めるためのポイントを教えてもらいました。

できること1:「乳酸菌B240」を摂取するとIgAの分泌量がアップ!



「『乳酸菌B240』(20億個/日)を含む飲料を12週間継続して摂取する試験では、唾液中のIgAの分泌量(グラフ上)が増加。また、『乳酸菌B240』(20億個/日)摂取期間中の風邪にかかる割合を調べた別の調査では、風邪をひきにくくなることもわかりました(グラフ下)」

<大塚製薬は「粘膜免疫と乳酸菌B240」を長年研究>

乳酸菌B240

大塚製薬の研究所では、栄養吸収の要である「腸と乳酸菌」に着目して「粘膜免疫」を長年研究し、「乳酸菌B240」がIgAをつくり出す力が高いという事実を発見。現在も、忙しい現代人の健康をサポートする成分の研究を続けています。

できること2:丁寧な口腔ケアや口の中の乾燥を防いで、唾液量を増やす

口腔ケアのイメージ「口の中が汚れていたり唾液の量が減ったりすると、唾液中のIgAの働きが低下して、ウイルスや細菌が体内に侵入しやすくなります。歯磨きやうがいなどで口の中を清潔にしましょう」

できること3:タンパク質やビタミンを意識したバランスのよい食事

「『乳酸菌B240』とタンパク質を一緒にとると、IgAの分泌量が増えることがわかってきました。また、粘膜の健康を保つビタミンAの摂取も、粘膜免疫の働きを助けます」

●教えてくれた人
【新開省二先生】

医師。女子栄養大学大学院・女子栄養大学教授。老年学、公衆衛生学、高齢者のフレイル予防や健康長寿の疫学研究などが専門。著書に『50歳を過ぎたら「粗食」はやめなさい!』(草思社刊)など

<イラスト/すぎやままり 取材・文/満留礼子(羊カンパニー)>

問い合わせ先/大塚製薬 http://www.otsuka.co.jp/

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