節約には息抜きがマスト!外食を増やしても、月の貯金額を減らさないワケは?
2017.11.30
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節約がなぜか長続きしないという人に共通する特徴として、「厳しくやろうとしすぎる」というものがあります。「よし! 無駄を徹底的に排除しよう」「こんなたるんだ生活じゃダメだ!」などと決意して家計を引き締めようとする気持ちは立派。でも、こうしたストイックな節約は、たいていうまくいきません。人は自ら辛いことを続けることはできないもの。だから、最初しかがんばれないのです。
一方、節約上手な人は、うまくメリハリをつけて、息抜きをしながらお金を貯めています。はたしてその極意とは? 月6万円の生活費で暮らしているという、家計の見直し術にまつわる著書もある貯金ブロガーのハピコさんに詳しく話を聞きました。

外食

家族の楽しみをキープしながら、息の長い節約をする

生活費を削って、娯楽費を削って…とがんばって貯金すれば、確かにたくさん貯まる気はするでしょう。でも、自分にとってストイックな方法でがんばりすぎると、結局は長続きしないものです。最近、わが家では1か月の生活費の予算を見直し、娯楽にかける費用をむしろ増やしました。その理由と、詳細をご紹介したいと思います。

●固定費を見直して、生活費を増やす

現在は、以下のような予算でやりくりしています。

・食費や日用品費 4万円
・レジャー費や外食費 2万円(1週間5000円)※1か月が5週ある月の場合は2万5000円

ちょっと前まで、食費、日用品費、外食費など全部コミコミで、1か月5万円の予算だったので、それに比べると予算が多くなりました。
でも、この差額は、先日、保険の見直しをして浮いてきた金額もあるので、月々の貯金額が大きく減ったというわけでもありません。一度固定費の見直しをすると、その後も家計の負担がラクになるのでおすすめです。固定費は削れないからと思い込み、変動費を削って節約しようとしがちですが、じつはこれ、意外に難しいもの。なぜなら、削った分だけガマンするというストレスが発生するから。おこづかいが1万円減れば、ガマンの分だけストレスになりますよね。それより、惰性で継続して月々支払っているものを思いきってやめてみるほうが、節約には効果的なことも。スパッとやめて、気持ちを切り替えてしまうのです。

●息抜きをすることで、節約が長続きする

節約生活をしていると、外食はタブーな風潮があります。しかし、わが家では、そういう生活に息苦しさを感じます。それは、私自身があまり料理が得意でないということと、夫が外食が好きだということが主な理由です。以前は外食の回数は月に1~2回程度。でも夫は外食が大好きなので、密かに不満を持っていました。「本当は、毎週でも外食に行きたい」。これが、夫の本音だったのです。そこで「でも節約してるんだから、ガマンして!」と締めつけてしまうと、家族仲も悪くなり、節約どころではなくなって本末転倒。
今は、日々の生活では一汁一菜みたいな節約生活をして、土日のどちらかに予算3500円以内で外食をして、1500円ほどで近くの日帰り温泉に行っています。家族3人とも温泉が好きなので、とてもいいレジャーになっています。夫は予算3500円で行けるところを毎週ワクワクしながら考えて、実際に行けることが本当にうれしいのだそうです。

●夫に協力してもらうための条件

この予算を実現させるために、夫にひとつの条件を提示しました。それは、「スーパーの買い物にはついてこない」ということ。これまでは、週末の買い物に夫と息子も一緒に来ていました。すると、家計に必要でないものを買い物カゴに入れてしまいがちだったのです。なので、週末のスーパーへの買い物は私だけが行って、その間、夫と息子は2人で遊んでもらいます。こうすることで、膨らみがちだった生活費を抑えることができるようになりました。

「いかにして、出費を小さくするか!」という最近の風潮を感じるたびに、なんとなく窮屈だなと感じていました。そこで実践した予算変更。わが家なりのメリハリをつけて、楽しみつつも抑えるところは抑える。そうすることで、貯金生活を維持しつつ充実した日々を過ごしています。もちろん、これはわが家なりのメリハリであって、どこにメリハリをつけるかは、その家によって違ってきます。あれもダメ、これもダメでは楽しくありませんからね。家族と話し合って、お互いが心地のいい落としどころを探っていくことで、お金も貯まって、充実した生活に変わっていくと思います。

●教えてくれた人
【ハピコさん】

1981年生まれ。夫、息子の3人家族。Livedoor公式ブロガーとして、無理をしない貯金ブログ『のんびり楽しく貯金』を更新中。著書に『モノと家計を見直してお金のことで後悔しない暮らし方』(KADOKAWA刊)がある。

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