食費+日用雑費で月11万円超のビンボー習慣が改善!ムダを省くカギは?
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2018.06.27
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「先々のことばかりに目がいく」「食べたいものを好きなだけ食べる」「ムダにストックしてしまう」「夫に遠慮することが多い」…。こうした行動に、身に覚えはありませんか?

これらは、家計再生コンサルタント・横山光昭さんが提唱する、お金が貯まらない人特有の行動=”ビンボー習慣”にありがちな例。無意識でやっているだけで、家計がどんどん赤字になっていくというから恐ろしい!
横山さんに改善方法を伺います。

ビンボー習慣
「なににお金を使っているか把握できていない」人は要注意!

ざっくり家計簿を改善して生活費のムダを削減すれば、貯まる体質に!

ここでは、赤字家計に悩むESSE読者の神田さん(仮名)のビンボー習慣について、横山さんが解説と改善法を教えてくれました。

【神田美穂子さん (仮名・東京都・40歳)】

夫(47歳)、長男(9歳)、二男(6歳)、三男(4歳)、義母(75歳)の6人家族。勤務先で財務を担当する夫が家計も主導するが、効果は今ひとつ。

<神田家の家計表>

夫の月収(手取り) ¥360,000
義母から ¥30,000
児童手当 ¥35,000
収入合計 ¥425,000

住居費 ¥145,000
食費・日用雑費 ¥115,000
外食費 ¥15,000
電気料金 ¥10,000
ガス料金 ¥8,000
水道料金 ¥3,000
通信費(携帯電話2台分) ¥7,000
   (プロバイダー) ¥15,000
NHK受信料 ¥2,520
新聞代 ¥8,600
レジャー・交際費 ¥10,000
子ども費 ¥78,000
こづかい(夫) ¥30,000
     (妻) ¥10,000
生命保険料(夫) ¥4,790
     (妻) ¥10,000
貯蓄 ¥10,000
支出合計 ¥481,910

収支 -¥56,910
現在の貯蓄 ¥870,000

先々に備えすぎてローンの返済額が家計を圧迫している神田家。
また夫が家計管理の方法を決めているせいで、妻のやりやすい節約ができていないのも問題のようです。

●ビンボー習慣その1:先々のことばかりに目がいく
→遠い将来ではなく今が大事。まずは当座の貯金を確保

学資保険は一時払いし、住宅ローンも20年と短く設定している神田家。先々に備える半面、ローンの返済額が多すぎて貯金もできない状態におちいっています。

「今のままでは急なアクシデントで借金に頼ることに! これ以上固定費を増やさず、当座の貯金確保を最優先しましょう」(横山さん)

●ビンボー習慣その2:食べたいものを好きなだけ食べる
→「欲しいから買う」は卒業! 予算と買い物の頻度を決めて

食費が高い毎日買い物に行き、好きなものを買っているせいで、食費と日用雑費が月11万円超に!

「予算の枠がないと、出費が膨らむのは当然。月8万円と予算を決め、1か月を5週に分け、1週1万6000円でやりくりを。週予算なら期間が短いので管理しやすく、やる気も持続します」(横山さん)

1週間1万6000円買い物の回数が多いとムダ買いも多くなるので、目安は週1回のまとめ買い+買いたし1、2回に抑えましょう。

●ビンボー習慣その3:ストック品のムダに買い込む&使いきれない
→ざっくり費目で支出の詳細が不透明。レシート2枚分けで出費減を

冷蔵庫食品と日用品は同じスーパーで買い、合計金額だけを家計簿に入力するので、なにがムダだったのか見えないまま出費が増え、使いきれないストック品が山に。結果的にムダ使いとなっています。

「レジで食品と日用品を別会計にして、レシートを2枚に分ければ費目がごっちゃになりません。気になる費目は、買ったものの品名もつけると、使いすぎの原因がわかりますよ」(横山さん)

●ビンボー習慣その4:夫に遠慮しがち
→家計のことは家族で共有すべき。得意分野を分担して

マンガ妻は手書き家計簿で出費を見直したいのに、夫は集計しやすいパソコン家計簿にこだわり、生活費の小さなムダには無頓着。このギャップも赤字の一因でした。

マンガ「意見の不一致はビンボーのもと。夫婦でよく話し合って、年間収支や大きなお金は夫がパソコンで、普段の生活費や貯蓄は妻が手書きで、それぞれ管理しましょう。お互いの得意なことを生かせば、うまくいきます」(横山さん)

ビンボー習慣を改善した結果は?神田さんのその後

さっそく手書きの家計簿をつくり、今まで大ざっぱにまとめていた生活費を「食費」「日用品」「まとめ買い」の3つの費目に分けて、出費をつけ始めたという神田さん。

「パソコン家計簿は立ち上げるのが面倒でついあと回しにしていましたが、手書きならいつでもどこでも簡単につけられるので、記帳が習慣になりました」

●手書きの家計簿と週予算で、出費が引き締まってきた!

家計簿を開くたび出費を見直すので、重複買いやムダ買いが自然に減ってきたそうです。また、週ごとの予算も、買い物の回数を決めたら意外に守れると実感。

「今週はもう買い物しないと決めたら、家にあるもので料理して乗りきれるようになり、出費が引き締まってきました。夫はまだ効果に半信半疑ですが、貯蓄に成功したら納得するはず。がんばります!」

冷蔵庫ムダ買いをしなくなり、冷蔵庫にも余裕ができるように。賞味期限の早いものを、下段の取りやすい位置にセットするひと工夫も。

家計簿気づいたときに家計簿をサッと開いて家事の合間にダイニングテーブルでつけたり、ベッドで記帳したり。こうすることで家計感覚が身につきます。

【監修/横山光昭さん】
ファイナンシャルプランナー。マイエフピー代表。家計再生コンサルタントとして、独自の貯金プログラムで1万人以上の家計の悩みを解決。著書に『マンガでよくわかる ビンボー習慣をやめてお金持ちになる本』(扶桑社刊)、『年収300万円でも絶対貯まる!脳タイプ別ハッピー貯金生活』(扶桑社刊)など

<イラスト/柏屋コッコ 取材・文/ESSE編集部>

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