年間貯金150万円!「ものを減らして貯める」を地でいく夫婦の気持ちいい暮らし方
  • この記事を
    シェア

2017.11.20
所要時間: 2
本当に必要なものを見定めて、不要なものを減らす生活が注目を集めています。その効果は、単に家がすっきりするだけではなく、お金まで貯まるようになるというから驚きです。「持ちすぎない生活」をテーマにした著作がある小松さんも、この効果を実感しているひとりです。独身時代は洋服や雑貨もかわいいと思うと衝動買いし、貯蓄はゼロだったという小松さん。部屋は買ったものでごちゃごちゃだったそうです。さらに結婚のタイミングで新居にタンス、食器棚などの大型収納家具をそろえたせいで、ものは増加の一途をたどるばかり。
「結婚6年目に新居を購入し引っ越したのですが、荷物が多すぎてトラックに入らなかったほど。その後8万円のタンスを売却したのですが、買取価格は格安で愕然…。ものがあふれた生活はムダが多い生活と痛感しました」。

ひと目でわかる収納

ひと目でわかる収納で、ものを循環させ、手もちのものだけで上手にやりくり

この経験をもとに収納を工夫してシンプルな暮らしにシフトしたところ、ムダ買いが減り、家事も時短化し、やりくり上手に。貯蓄が順調に増え、現在は年間150万円を貯金できています。ESSE編集部が、収納や貯蓄のコツを小松さんに詳しく伺いました。

●クローゼットがすっきりだと“持ちすぎない”が心地よくなる

クローゼットがすっきりだと“持ちすぎない”が心地よくなる
服は立てて収納
洋服は数を厳選し、シンプルに並べる“ひと目でわかる収納”に。ものの総量を把握して、徹底的に使いこなしている小松さん。

ここに入るだけに服を厳選
ここに入るだけに服を厳選
「服はここに入る量だけを厳選。上着はつるし、それ以外はたたんで立てて収納するとおさまりがいいうえにコーディネートしやすいです」。お気に入りの服だけ残しているので、これだけあれば十分と思えるそう。はやっているからと、好みでない服をムダに買ったりすることもなくなりました。
●普段使いの食器はあえて出しっぱなしの収納に。取り出しやすくして死蔵させない

管理できる量をキープ食器類は必要なものだけ、管理できる量をキープ。「引き出しにしまい込むと使い忘れる食器が出てくるので、あえて出しっぱなし収納に。常に目にすることで記憶に残るので、セールで似た食器を買ってしまって、あとでがっかり…ということもありません」。

●すみっこのオモチャも取り出しやすく!新品のおねだりが減りました

オモチャの迷子がなくなる
オモチャの迷子がなくなる
オモチャは、透明でフタが取れる収納箱に入れています。「以前引き出し収納に入れていたときは、奥の方が取り出しにくく、死蔵品が多くて…。今は、子どもがすみっこまでラクに取り出せる仕組みなので、全部使っています。新しいものをねだる回数も減りました」。

すっきりさせて家事を時短化。浮いた時間で稼ぐ!

冷蔵庫すっきり片づいていると、ものを探す時間もイライラも減りました。ものをどけることも、管理の手間も減って、家事の効率までぐんとよく小松さん。あいた時間を仕事にあてられるようになり、見事収入もアップするようになりました。

●苦手なことはかかえ込まない。ものを減らしてシンプル化

引き出し食品ストックはこれだけ。冷蔵庫や収納庫にもムダな食材はありません。じつは、料理は苦手という小松さん。「特売でまとめ買いして使い回す器用さはないから、“必要なものだけ買って使いきる”シンプル調理を徹底しています」。まとめ買いやつくりおきは定番の節約術ですが、自分に合わない方法を無理して行うと、続かなくなってしまうもの。自分に合う方法をみつけるのも、貯蓄への道です。

●キッチンカウンターがきれいだと、調理時間が短くなる

キッチンカウンター余計なものがなく、きれいに片づいたキッチンカウンター。「いちいちものをどかすことがないから動きがスムーズで、作業時間短縮に。水道・光熱費もぐっと減りました!」。料理が快適にできると、外食の回数も自然に減るようになるので、結果的に節約にも。

●ものの行き先が決まっていると、きれいを保て、すぐ仕事できる

大人のものはここへ大人が使う本や小物はダイニングテーブルのそばに収納。

子どもが使うもの子どもが使う絵本や小物は、ダイニングからリビングへの動線上のカラーボックスへと、テーブルの上に置かれがちなものの行き先を決めています。

仕事「いちいち片づけに迷わないので、常にすっきり。必要な参考資料がさっと手に取れるうえに、仕事にもすぐにとりかかれます」。きれいだと気持ちよく仕事に集中でき、ONとOFFの切り替えもすっきり。

夫婦で収納スペースやマネー情報をシェアして、貯める意識を高める

節約と貯金は、誰かひとりだけががんばるのではなく、家族みんなで協力すると成功しやすくなります。そこで小松さんは、やりくりに役立つ情報は収納や整理する場所を決めて、夫婦で共有。こうすると、お互いのペースで確認できて、行動にも移しやすい!

●紙ものの大事な情報は書類入れの中に

目につく場所買い替え予定の省エネ家電のカタログや安売りのチラシなどは、ダイニングの棚に置いた書類入れへ。「目につく場所だから、たまってくると気になって目をとおしたくなります」。

●パソコンに共有のフォルダをつくって、お金の流れを把握

エクセルに記入生活費の合計や口座残高、年内の出費予定などを小松さんがエクセルに記入。ファイルを共有のフォルダに入れています。夫は時間があるときにこまめにチェック。「家計の状況がお互いわかっているので、お金の相談がスムーズになりました」。また、共有フォルダには、格安スマホの比較サイトなど、夫がネットで見つけたおトクなサイトのURL集を入れておくことも。「耳で聞いてもすぐ忘れますが、これなら確実に記録に残って役立てられます」。

●教えてくれた人
【小松ゆみさん】

ブログ「イマココライフ.」で毎月の生活費や貯金額、家計簿、貯めるノウハウを公開。著書に『「循環ライフ」で、こんなにキレイ! ゆるい片付け』(大和出版)がある。

<撮影/山川修一 取材・文/ESSE編集部>

「循環ライフ」で、こんなにキレイ! ゆるい片付け


持たない暮らし、ミニマリストetc.何もないお部屋は素敵だけど「私には無理」というあなたへ。

特集