「どう考えても教育費がたりない…」。だったら住宅ローンを見直して
2016.03.12

早くから計画的に貯めるのが、教育資金の王道。その方法は?家計再生アドバイザーで、ファイナンシャルプランナーの横山光昭さんにお話をききました。まだ準備を始めていない人は、今すぐスタートしましょう!

Q:どう考えても教育費がたりないのですが…(新潟県・43歳 長男16歳、長女12歳、二男9歳)

A:教育ローンは最後の手段。お金がないと宣言する手も

教育ローン 教育ローンは金利が高く、老後の負担になりがち。借りるなら、金利の低い奨学金制度から検討しましょう。日本学生支援機構の奨学金のほか、各大学が独自に実施する奨学金もあります。ただし、子ども自身が借りて返す制度ですから、早めに子どもと話し合っておくこと。「出せるのはこれだけ」と提示し、国公立を目指すか奨学金を利用するか、子ども自身に決めさせてもいいでしょう。

 学資が負担で家計が苦しい場合は、住宅ローンの返済条件を変更して、返済額を低く抑えるのも有効な手段です。子どもが大学を卒業するまでの期間、元金のみの返済にしてきり抜ける人も。返済期間が延びて返済総額は増えますが、金利の高い教育ローンよりは、あとがラク。返済が滞って家を手放す最悪の事態も避けられます。まずは融資先で相談を。

Q:遅くにできた子ども。教育費が心配です(東京都・42歳 長女2歳)

A:老後資金も視野に入れ、子どもにお金をかけすぎないように

老後資金教育費 遅くに子どもをもつと、20~30代の親より家計に余裕があるため、子どもの習い事などにお金をかける傾向が。でも、将来子どもが大学に入る頃には親が定年を迎える家庭も多く、教育資金、老後資金とも不足する事態になりかねません。

 ライフプランをつくって、いつまでにいくら必要かをきちんと把握し、毎月の給料やボーナスから計画的に資金を準備していきましょう。老後資金も同時に貯める必要がありますから、塾や習い事に使えるお金は「ここまで」と決めて歯止めをかけて。

― 子どもにかかる教育費の貯め方Q&A ―

<取材・文/横田頼子 イラスト/木下綾乃>

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