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わが家の収支をみんなで考える。「マネー会議」で子どもの金銭教育をしよう!

2016.03.07
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 お金の苦労はさせたくないけれど、甘やかしすぎると将来が心配。金銭感覚のまっとうな子どもに育てるには、どうすればいい?家計再生アドバイザーで、ファイナンシャルプランナーの横山光昭さんにお話をききました。

Q:子どもにお金の大切さを教えるためには?(静岡県・35歳 長男5歳、二男3歳、三男5か月)

A1:家族でマネー会議を開こう

 家計の実情を素直に子どもに伝えるのがいちばん。「心配をかけないために、お金の話はしない」という人もいますが、話さなければ子どもは「お金はあって当たり前」と思い、ありがたみに気づきません。

 わが家では、月1回、小さな子どもも含めて家族全員で「マネー会議」を開いています。会議では、まず私と妻から今月の収入と支出を子どもたちに発表。今月の収入が○万円で、住宅ローンが○万円、食費が○万円…とすべて話して聞かせます。

 次に、残ったお金をどう使うか、家族全員で話し合います。欲しいものがある人は、値段、買いたい理由をみんなの前でプレゼンして賛同を得るのがルール。中学生の二女が塾に行きたいと言いだしたときは、みんなから「高すぎる」「続けられるの?」と質問が飛んだのですが、二女は「お姉ちゃん(長女)はお金のかかる私立に通っているけど、私は公立だし、高校も公立を受験するつもりだから」と反論。最終的にみんなを納得させて、実現しました。

 マネー会議を通じて、子どもは家計のお金は家族みんなのもので、自分本位に使ってはいけないと自然に学びます。家族の一員として家計をやりくりする意識が生まれ、プレゼンに備えて欲しいものを真剣に検討する習慣もつきました。なにより、家族がなんでも話し合えるオープンな雰囲気が生まれたのが大きな収穫。ぜひ試してみてください。

マネー会議A2:親子でニュースを観よう

◆マネー会議を開くことで…

●お金の大切さや、お金をムダづかいしてはいけないことを学ぶ
●家族に一体感が生まれる親子でニュースを観よう

 金銭教育には、日頃からの親子の会話が大事です。なかでもおすすめなのが、一緒にニュース番組を観賞すること。たとえば、ニュースで「今年の夏は猛暑」と流れたら、「暑さが厳しいとどうなる?」などとクイズを出してみましょう。子どもが戸惑っていたら、「畑の野菜も干からびちゃうよね?」などとヒントを出して、「暑さが厳しいと野菜の収穫が減り、価格が上がる」という答えが出せるように誘導します。続けるうちに、子どもはニュースの背景やそこから起こりうる経済の混乱を連想する力がつきます。考える力は学力の基本、学習能力をも伸ばしてくれます。

― 子どもとお金のつき合わせ方Q&A ―

<取材・文/横田頼子 イラスト/木下綾乃>

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