あの野菜、もう一度再生させて食べることができる!余り物の活用術
2016.05.17

調理の過程で余った食材。じつはまだまだ活用できます。ちまたで実践されている節約アイデアを、家庭菜園プロ・藤田智さんが改めて解説。アドバイスをしてくれました

万能ネギと豆苗は捨てる前に一度再生を

コップで水耕栽培。でも、再生したものはヒョロヒョロなことも。もっとしっかり再生させたい(神奈川県/M.Oさん)

液体肥料水に養分を与えておけば元気な状態で再生します
「栽培する水に液体肥料をたし、日当たりのよいところに置いておけば、また立派に再生しますので、大切に育てましょう」(藤田さん)。とくに万能ネギは、根の呼吸を妨げないようにし、水を2日に一度ぐらいで新しくしてあげると、かなり長もちするそう。豆苗は、根元にある発芽前の種がすべて開ききるまで再生します。「養分・水分・日光の3条件がそろっていることが大切」。

じつはあの野菜も再生できます
おなじみの野菜にも、使い残しを水につければ、再び成長するものがあります。「ニンニクなどは出てきた芽を食べてもいいですが、ある程度育ってから土に移せば再び育ちます」

再生野菜【再生可能な野菜】
キャベツ ニンジン ニンニク サツマイモ ゴボウ タマネギなど

生ゴミを肥料にする際は塩分がないものを

野菜の皮や卵の殻などは発酵させて肥料に。注意すべきことは(栃木県/M.Aさん)?

生ごみ肥料しばらく土に埋め、発酵が完全に終わったものを使うと◎
「生ゴミを肥料にして使うのは、とてもいい方法です。ただし知っておいてほしいのが、肥料になるまでに長い時間をかけて発酵するということ。発酵中は熱を発しているため、植物に与えるのはNGです」。埋めたら1か月以上待ち、完全に発酵がすんだものを与えましょう。「肥料にする生ゴミには塩分がないものを選びましょう」。

●アドバイスしてくれたプロの方

藤田先生
藤田先生
恵泉女学園大学教授 藤田 智さん
農業を通じて生活を豊かに彩る「生活農業」の先駆者として家庭菜園の普及等に努め、著書も多数。テレビ番組で家庭菜園の講師として出演中

<撮影/山田耕司>