
貯まるうえにやせた!?クリアファイルを使った“書かない家計簿”で人生が変わる
新年を迎えて、「今年は、貯金とダイエットをガンバルぞ!」と意気込む人は多いのでは。じつは両者には密接な関係があるらしい!?生活経済ジャーナリスト、ファイナンシャル・プランナーのいちのせかつみさんに話を聞いてみました。
超簡単な家計簿を実践するだけ!今年こそ貯金&ダイエットが成功します
一日の予算を2000円と設定、これをクリアファイルで管理するだけでお金が貯まると話題のクリアファイルを使った家計簿術。「一年で100万円貯まった」「毎月の赤字が解消した」と、実際に結果を出している人が続々と現れています。この家計簿術の提唱者で『書かずに貯まる! クリアファイル家計簿』の著者、いちのせかつみさんによると、「『クリアファイル家計簿』を実践すると、ダイエットも成功する」とのこと。
「『一日2000円で暮らすなんて、絶対無理!!』という人の多くは、太っています。貯金ができない原因のほとんどは、収入が少ないからではなく、“無意識の浪費”が多いからです。本当に生活が苦しくて、食べるものにも困っている、なんていう人はほとんどいません」
“貯まらないし、やせない”と悩んでいる女性の家計簿を分析すると、スーパーやコンビニのレジ横食品の“ついで買い”をよくやっている、といちのせさんは言います。
「よく考えたらたいして食べたくもない3色団子なんかをしょっちゅう買っては、無駄なカロリーを摂り、結果太ってしまうんです。無意識の行動だから、本人は、“なんでやせないのかわからない”し、“ぜいたくしてないのにお金が貯まらない”と悩むのです」
そこで貯金にもダイエットにも有効なのが、予算内で暮らす『クリアファイル家計簿』というわけ。
「一日2000円で暮らそうと思ったら、どうでもいいお菓子を買う余裕はなくなります。たかが数百円、と思うかもしれませんが、一日300円を無駄に使うと、1か月で9000円、一年で10万9500円にもなるんですよ」
リバウンドなし!ダイエットにも貯金にも大切なのは継続すること
また、貯まらないしやせない、と悩んでいる人は、極端な節約やダイエットに挑んでは、挫折の経験があるのも特徴だそうです。
「節約やダイエットを始めるのは好きなんですよ。だけど結局、どっちもリバウンドする。節電しようとコンセントを抜くとかリンゴだけ食べるとか、極端なことをするから続かない。それでイライラするから食べるし、散財してしまうわけです」
いちのせさんは、ダイエットにも貯金にも、一番大事なのは「継続」だといいます。
「ダイエットも、日々のちょっとしたことを我慢したり、腹八分目とか、自分で決めた範囲内しか食べないことで成功するでしょう。貯金だって、予算内で日々のやりくりすることでうまくいく。じつはやることは一緒なんですよ」
貯金とダイエットには密接な関係があるんですね。「キレイになってお金も貯める」を今年の目標にしてはいかがでしょう。
●教えてくれた人
【いちのせかつみ】
生活経済ジャーナリスト、ファイナンシャル・プランナー。家計からみた人生設計の考え方に関しては第一人者で、大阪では数少ない新進気鋭のジャーナリストである。現在、テレビやラジオに出演、講演会やセミナー、新聞や雑誌で「家計簿診断」を連載、執筆活動など多方面で活躍中。 高知大学、大阪大谷大学で非常勤講師を務めている。著書に『書かずに貯まる! クリアファイル家計簿』(扶桑社刊)など。
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『書かずに貯まる!クリアファイル家計簿』この家計簿を実践すれば、ケチケチ節約しなくても、年間50万円貯めることも可能です。 ![]() |
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