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月13万円の食費を減らすコツ。コロナで育休復帰できず赤字家計に

ESSE編集部
2020.11.15

コロナを機に、仕事、暮らし、収入が様変わりした家庭は少なくありません。ESSE読者の中にも、家計管理に苦しむ声が続出…。
そんな逼迫した家計をファイナンシャルプランナーの畠中雅子さんが診断! 収入減に負けない家計に立ち直るための方法を教えてもらいました。

育休復帰が遅れて無給に!つい貯蓄に手を出してしまう…どう家計管理をすればよい?

フルタイムで働く山本真帆さん(仮名・34歳)は、夫(37歳)、長男(4歳)、長女(2歳)の4人家族。下の子の育休明けにコロナに直面しました。
「仕事復帰が2か月遅れて、収入がゼロに。2人目の出産で育児費が増えていたところに、保育園の休園。食費やおやつ代が増え、出費もアップ。15万円以上の赤字を貯蓄で補うしかなくて…」

貯蓄をとり崩して生活をしているという現状の問題点を、家計表からチェックしていきます。

●山本さんの家計表をチェック!

夫の月収(手取り) 250,000円
妻の月収(手取り) 0円(-16万円)
児童手当 25,000円
その他収入(メルカリ) 3,000円

収入合計 278,000円

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住居費 125,000円
食費 90,000円←Check1
外食費 40,000円←Check1
電気料金 6,000円
水道料金 6,000円
ガス料金 7,000円
通信費(携帯電話2台分・プロバイダー料金) 15,000円
日用雑費 20,000円←Check2
レジャー・交際費 25,000円
子ども費(幼稚園、保育園代) 10,400円
(ミルク、おむつ代などその他雑費) 6,000円
こづかい(夫) 30,000円
こづかい(妻) 30,000円
終身保険(夫) 11,000円
終身保険(妻) 15,800円

貯蓄 0円←Check3

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支出合計 437,200円
収支 -159,200円

●Check1:まずは食費の改善を。ネットスーパーも積極的に使って

箱に入った食材
ネットスーパーを賢く利用してムダ買いをカット

買い物はおもに夫が仕事帰りに購入。使いきれず余らせる食品もあって13万円に。
「まずは食費予算を10万円と決め、1週2万円でやりくりを。ネットスーパーを使って、夫婦で話し合って買うものを決めるとムダが出ません。予算が守れたら、週予算を1000円ずつ徐々に減らせば、無理なく縮小できます」

●Check2:費目をきちんと整理し、日用雑費から子ども費を抜いて

子どものオモチャ2人分のおむつ代やオモチャ、洋服代などで、子ども費が膨らみがち。でも、日用雑費に混ざっているので、いくらかかっているのかはわからないそう。
「費目を2つに分け、増えがちな子ども費は家計簿アプリで出費をチェックしましょう。あとから見直して気づいたムダを削っていけば、出費がスリム化します」

●Check3:子どもが小さい今が貯めどき。月収の15%を目指して

子どもとオモチャ共働きの場合、貯蓄額の目安は手取り収入の15%が基本(妻が専業主婦なら10%)。山本家は夫婦で月収41万円なので、最低でも6万円は貯蓄を。
「給料が出たら、使う前に先取りで貯めていきましょう。ほかにも、児童手当を全額貯めると1人200万円になり、教育資金の強い味方に」

●家計簿アプリで食費と子ども費の把握を

今の家計のまま仕事に復帰しても貯蓄できません。畠中さんは「まず、多すぎる食費を見直しましょう。夫婦で適当に買い物するのは、ムダが増える原因。ネットスーパーを利用して、計画的に買う習慣をつけて」とアドバイス。

日用雑費に紛れていくら使っているかわからない子ども費は、別費目で管理。
「食費と子ども費は、家計簿アプリにしばらく出費を打ち込んでみましょう。数字で実態がつかめると使いすぎが実感できるし、予算を決める目安にもなります」

子ども2人が小さい今は、もっとも貯蓄がしやすい時期。
「コロナによる休職は今後もないとは限らないので、今のうちに改善を」

残念ながら、先行きが不透明な状況はしばらく続きそうです。そんな中、今やるべきことは変化を受け入れて収入減を乗り切る家計へシフトすること。まずは家計のムダを洗い出すことが、貯蓄体質強化への第一歩です。

<撮影/山田耕司 取材・文/ESSE編集部>

●教えてくれた人
【畠中雅子さん】

ファイナンシャルプランナー。新聞、雑誌などに多数の連載をもち、全国でセミナーや講演を行う。『ラクに楽しくお金を貯めている私の「貯金簿」』(ぱる出版刊)など著書多数

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