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ゴミ袋は新聞紙で。年200万円の貯蓄がかなうエコな暮らし

ESSE編集部
2020.05.27
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ESSEが行った『オカネジェンヌ・コンテスト』。それぞれに工夫を凝らし、年100万円以上貯蓄している人たちが全国から集まりました。
なかでも注目は、年200万円貯め、銀賞を受賞した野村蘭さんの“サスティナブル貯め”。その暮らしに迫ります。

“地球に優しいは財布に優しい”でムダ買いを徹底カット!

テーブル拭く女性
部屋も家計もスッキリ!

野村さんが“サスティナブル”について知ったのは3年前、偶然読んだ本から。
「当時は共働きで子どもたちも小さくて。毎日こんなに忙しくて大変なのに、貯蓄もできないし、好きな旅行にも行けないし、部屋はものにあふれて片づかない…と悩んでいました。資源を大切に、ゴミを出さない生活をしたら、ムダなものを買わずに出費が減らせるかも、と思ったんです」

軽い気持ちでエコバッグをもつことから始め、マイカップ、マイお手ふきももつように。さらにスーパーでビニール袋入りの野菜を買うのをやめ、農家から直接野菜を買ったら「安くて新鮮でおいしい!」とすっかりハマったそう。

「心がけているのは、今あるものでなんとかするということ。住宅洗剤や化粧品は手づくりしてビンづめに、収納は風呂敷で、などとゲーム感覚で代用品を考えるのも楽しくて。気がつくと、出費がどんどん減っていきました」
今では年間200万円を貯めながら、大好きな旅行も楽しんでます。

※サスティナブルってどういうこと?
英語の「持続可能な」から来た言葉で、「資源を大切に、環境を保全しながら将来も続けていける」という意味。たとえば、「サスティナブルな生活」は、環境に優しく、エコに配慮した生活。

野村蘭さん(大阪府・42歳)のプロフィール

夫、長女、二女の4人家族。サスティナブルな生活をインスタグラム(@zerowaste.japan)で世界に発信している。毎月8万円の貯金や生活費の黒字分、ボーナスなどを貯め年200万円の貯蓄を達成。

【野村さんの家計表】

夫の月収(手取り) 350,000円
妻の月収(手取り) 20,000円
児童手当 10,000円
収入合計 380,000円

住居費 120,000円
食費 70,000円
外食費 10,000円
電気料金 4,000円
水道料金 4,000円
ガス料金 6,500円
通信費(固定電話、携帯電話4台分、プロバイダー、NHK受信料など) 17,470円
日用雑費 3,000円
子ども費 13,000円
その他 10,000円
貯金 80,000円
支出総計 337,970円
収支 +42,030円

年200万円貯まった!サスティナブルな暮らし

「ビニールやプラスチック製品の多くは紙や布で代用可能。洗剤も自分でつくれちゃいます」
ひとつひとつアイディアを積み重ねて、日用雑費は月3000円に!

●ゴミ袋は新聞紙でつくる

新聞紙のゴミ袋新聞紙を折って、ゴミ箱の内袋として再利用。
「子ども部屋などは、有料のレジ袋にこだわらなくても新聞紙で十分役目が果たせます。そのまま捨てられるので処分も簡単」

●収納用品は風呂敷や手ぬぐいで代用する

風呂敷シーズンオフの洋服や普段使わないスキーウエアなどは、風呂敷に包んで収納。
「どんなかたちのものも包めて置き場を選ばないから、収納ボックスより使い勝手がいいんです」
これで毎年5000円カット!

●ウエットティッシュの代わりに濡れタオルを持ち歩く

水玉ウェットティッシュ散歩や外食などに出かけるときは、濡れタオルを容器に入れて持参。
「子どもの頃、遠足に持って行ったのを思い出して始めました。タオルなら洗って何度も使えるし、エコで経済的」
毎月500円、日用雑費が節約に。

鯛焼き鯛焼きも手拭いで包み持ち帰り。

●かんきつの皮で洗剤をつくる

かんきつの皮トイレやお風呂、洗面台などの掃除は、ミカンやレモンの皮と酢を合わせた自家製洗剤で。
「市販の住宅洗剤と同じようにサッとかけてみがくだけ。汚れもとれて、いい香りです」
毎月の雑費500円カット。

<かんきつ洗剤のつくり方>

洗面台よく洗ったミカンやレモンの皮をフタができる容器に入れ、浸るぐらいの酢を入れて2~3か月おく。使用する際は、皮を取り出してスプレー容器に入れ、水で2倍に薄める。

※建材や設備機器によっては酸やアルカリの使用を禁止している場合があるので、取り扱い説明書をよく確認してから使用してください。また、デリケートな材質への使用はお控えください。

●無料のサンプルはもらわない

無料配布の化粧品などのサンプルは、もらっても結局使わない場合がほとんど。
「ゴミを増やすだけなのでもらわないようにしたら、景品につられたムダ買いもなくなりました」

生活からムダなものをなくして、今あるものを大切に使う。気持ちにも家計にもゆとりが生まれるサスティナブルな暮らしを、ぜひ体験してみてください。

<撮影/山田耕司 取材・文/ESSE編集部>