コード決済って結局なぜおトクなの?専門家に聞いてみた
ESSE編集部
2019.10.31

最近よく耳にする「コード決済」。テレビCMで見かける「〇〇ペイ」のことらしいけど、イマイチよくわかっていない人もいるのでは?
そんなあなたに専門家が、わかりやすく答えてくれました。キャッシュレス時代ならではのおトクな生活を始めるチャンスです。

本当におトク?注意点は?コード決済の素朴な疑問を解決!

●なぜコード決済がこんなにも進んでいるの?

イラストコンビニ
コンビニやスーパーでも「●●ペイ」や「●%還元」といったキャンペーンをよく見るようになりました
政府は東京オリンピック・パラリンピックに向けてキャッシュレス決済を推進中。その一環として今月からキャッシュレス決済をすると、最大5%のポイント還元が実施されることに(※2020年6月末までの期間限定)。

「増税による消費の冷え込みを防ぐことを目的とした政策ですが、これを機にキャッシュレス化を加速させる狙いもあるでしょう」とキャッシュレス研究家の岩田昭男さんは解説します。

「キャッシュレス決済のなかでも急速に普及しているのが『コード決済』。IT企業、携帯電話会社、コンビニなど多数の企業がコード決済アプリを開発し、利用者獲得のためのキャンペーンを展開しています」

最近、キャンペーンを打ち出しているお店はよく見るようになったけど、どのように乗ったらいいのか、イマイチわからないもの。そこで、そもそものコード決済の仕組みを知る必要があります。

●Question1:そもそも「コード決済」って?

<答え>QRコード(バーコード)を使いキャッシュレスで支払う方法のこと

利用するコード決済を選んで、スマホにアプリをダウンロード。次に支払い方法としてクレジットカード、銀行口座、電子マネーなどの情報を入力します。お店で会計するときアプリを立ち上げてコードを表示するか、店頭に表示されているコードをスマホで読み取ればOK。

<コード決済の手順>

step1:アプリをダウンロードする

step2:お金の支払い方法を決める

スマホ読み取り
step3:買い物時に、レジで読み取ってもらうor自分で店のQRコードを読み取る

スマホでペイペイQU読み取りstep4:買い物内容を確認して購入する

●Question2:結局、なにがおトクなの?

<トク1>ポイントでおトクになる

どのコード決済も、通常のポイント還元率は0.5%程度だが、利用者獲得を狙ったキャンペーン合戦でポイントを大盤ぶるまいすることも。ポイントは支払いにも使えるので、キャッシュバックと同じくおトクに!
ちなみにコード決済にクレジットカードを連携させると、コード決済で貯まるポイントとクレジットカードの支払いで貯まるポイントを合算して二重取りができる。

<トク2>クーポンでおトクになる

割引を受けられるクーポンの配信も実施中。スマホのアプリ内で取得して、お店で会計するときに使用できる。期間限定のクーポンがどんどん配信されているので、軽食や買い物などでおトクがいろいろ楽しめる。

イラストネコとスマホ

<トク3>家計管理がラクになる

コード決済した日時、お店、金額などの履歴がスマホ内に自動的に保存される。今まで現金やクレジットカードで払っていたものをコード決済にまとめれば、履歴が家計簿代わりになり、いつでも簡単にチェックが可能に。

<トク4>お金を下ろす手間がなくなる

コード決済に限らず、キャッシュレスのいちばんのメリットが、銀行やATMでお金を下ろす手間がなくなること。うっかり時間外に下ろして、手数料を取られることもない。小銭でお財布がパンパンになる心配もなし。

<イラスト/おぐらなおみ 取材・文/ESSE編集部>

●教えてくれた人
【岩田昭男さん】

クレジットカード、電子マネー、モバイル決済に精通したキャッシュレス研究の専門家。『キャッシュレス覇権戦争』(NHK出版刊)など著書、監修本多数