「いつか使うから」はNG!不要な節約術を捨てて貯まる体質に
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2018.09.26
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今年も残り3か月ばかり。「がんばって節約して、年末までに10万円貯めたい!」と決意を新たにしている人も多いのでは。

ただし節約方法はトレンドはもちろん、ライフステージや状況によって変わるもの。「だからこそ、見直しが必須です」と語るのはファイナンシャルプランナーの飯村久美さん。
お金が貯まりづらいと感じる人ほど、勘違いしていたり、古い方法にこだわっていることがあるかもしれません。計画的に貯金を進めるために、気をつけたいことをご紹介します。

日常生活
その節約術、本当に合っていますか?

貯金の第一歩は「やめる」ことから!不要な節約術は見直そう

●「いつか使うから」とものをため込まない

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貯められない人ほど、ものが多い傾向がある、と飯村さん。
「『いつか使うから』『捨てるのはもったいないから』としまい込んだ結果、その存在を忘れてしまい、同じようなものをまた買ってしまった…という経験はありませんか? 手放してみると、意外と平気なもの。ものが片づくと、お金の大切さを実感し、浪費も減ります」
ものの管理=お金の管理と心得て。

●クレジットカードの利用は借金だと自覚する

「ポイントがたまるから」とクレジットカードを多用するのは本末転倒。料金あと払いのクレジットカードは、「未来の自分」に借金をしているのと同じ。さらにリボ払いは利息が膨れ上がり、多重債務の入り口になるので注意が必要です。
「持たないに越したことはないクレジットカードですが、請求時に1%引きになるような仕組みのものもあります。公共料金や携帯電話代など、通常では値引きのない支払いに賢く活用してみては」

●「とにかくたくさん貯める!」はNG

貯金を成功させるためには、お金を貯めるための“目標”、目標達成のための“節約計画”、そして計画どおりに行動する“節約の実行”の3つが必要です。

貯金額を算出たとえば「2年後に家族旅行の資金を20万円準備したい」という目標があり、現在準備できているお金が0円ならば、20万円を24か月で割って、毎月8340円貯めればいいということがわかります。

「ここで留意したいのは、貯金自体を目標にしてはいけないということ。心も体も余裕をなくし、『お金はあるのに使うのが怖い』なんて状態になっては意味がありません。必要なことに使ってこそのお金! 目標のために楽しみながら節約しましょう」

●「家計は妻が一手に握る」と思い込まない

パパパソコンいじる「かつては『家計は妻が握るもの』という風潮がありましたが、お金の流れの管理自体は、妻でも夫でも得意な方がやればいいでしょう。むしろ男性の方が、家計簿ソフトを使いこなしたりと、ゲーム感覚で家計管理に夢中になっていく人も多いようです」
ただし現代の節約と貯金は、情報共有が大切。貯金額や今後の目標は、どちらか一方がコントロールするのではなく、夫婦でお互いに把握するようにしましょう。

●お金が貯まらない理由を年収のせいにしない

収入をどう使うかは、家の間取りを決めるのと同じようなもの。
「家で大切なのは、限られたスペースのなかで、自分たちに合った間取りをいかにつくるかですが、お金も同じ。まず収入から将来のための貯金と生活費を分け、生活費のなかから、今の自分たちが支払うものの優先順位を見直し、整理していくのです。実際に間取り図を描いて当てはめていくと、考えやすいですね」

「この考え方が身につけば、収入が低くても、必ずお金は貯められます」と飯村さん。

年収のせいにしない食費はダイニングキッチン、子ども費は子ども部屋などと、収入の使い道を部屋にたとえて考えると、「どの部屋を広くしたいか、どの部屋は狭くてもいいのか」その家庭の優先順位が見えてきます。

●教えてくれた人
【飯村久美さん】

FP事務所アイプランニング代表、ファイナンシャルプランナー。著書に『子どもを持ったら知っておきたいお金の話』(中経出版刊)、『ズボラでもお金がみるみる貯まる37の方法』(アスコム刊)がある

<漫画・イラスト/入江久絵 取材・文/ESSE編集部>

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